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BOSS GX-1レビュー解説!評判とGT-1、GX-100との違い

2026年1月、BOSSから待望の新作マルチエフェクター「GX-1」が発表され、大きな話題を呼んでいます。

「GT-1の後継機なの?」

「GX-100と何が違うの?」

「センドリターンがないって本当?」

すでに多くのギタリストからこのような疑問が寄せられています。

GX-1は、大ヒットモデルGT-1のコンパクトさと、上位機種GX-100のサウンドエンジンを融合させた、まさに「いいとこ取り」の次世代スタンダードモデルです。

本記事では、発売前から注目を集めるBOSS GX-1のレビュー解説を軸に、音質の進化、新機能の使い勝手、そして購入前に知っておくべき注意点まで、徹底的に掘り下げていきます。

プロの視点も交えながら、あなたの機材選びの参考になるよう詳細に解説していきます。

目次

BOSS GX-1のレビュー解説!最大の特徴とプロの評価

BOSSの最新マルチエフェクターGX-1は、単なる小型モデルのアップデートにとどまらない、革新的な進化を遂げています。

まずは、プロやユーザーが口を揃えて絶賛する、その最大の特徴と評価ポイントについて詳しく見ていきましょう。

GT-1の携帯性とGX-100のサウンドエンジンを融合した「いいとこ取り」

GX-1を一言で表現するなら、まさに「GT-1の携帯性」と「GX-100のサウンドクオリティ」を完璧に融合させた一台です。

これまで、高音質なサウンドを得るためには、大きく重いフラッグシップモデルを持ち運ぶ必要がありました。

逆に、持ち運びやすさを優先すると、サウンドの解像度や弾き心地において、ある程度の妥協が必要だったのです。

しかし、GX-1はこのジレンマを見事に解消しました。

ギターケースのポケットにすっぽり収まるGT-1とほぼ同じサイズ感でありながら、心臓部には上位機種GX-100と同じアルゴリズムを搭載しています。

つまり、プロの現場でも通用するハイクオリティなサウンドを、リハーサルスタジオやライブハウスへ手軽に持ち出せるようになったのです。

この「妥協なきコンパクトさ」こそが、GX-1が多くのギタリストから支持される最大の理由と言えるでしょう。

32bit floatとAIRD技術による圧倒的な音質・解像度の違い

GX-1のサウンド面における最大の進化は、内部演算処理に32bit float(浮動小数点)を採用したことと、BOSS独自のAIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)テクノロジーを搭載した点にあります。

従来のGT-1などは内部演算が固定小数点方式だったり、ビット数が低かったりしたため、音の余韻やダイナミクスレンジにおいて限界がありました。

しかし、GX-1は32bit float処理により、圧倒的な解像度と広いダイナミックレンジを実現しています。

これにより、微細なピッキングニュアンスや、ボリュームを絞った際の音色の変化などが、驚くほど忠実に再現されるようになりました。

また、AIRDテクノロジーは、真空管アンプ特有の複雑な動作や相互作用をデジタルで再現する技術です。

単に音を真似るだけでなく、スピーカーやキャビネットを含めたシステム全体の「挙動」をシミュレートするため、弾き手が感じる「アンプらしさ」や「弾き心地」が格段に向上しています。

ヘッドホンで聴いた際の空気感や奥行きも、これまでの小型マルチとは一線を画すレベルに仕上がっています。

カラーディスプレイと「HEXARAY」ボタンによる操作性の進化

操作性の面でも、GX-1は大きな進化を遂げています。

まず目を引くのが、視認性に優れた高解像度のカラーディスプレイです。

GT-1のモノクロ画面と比較して情報量が格段に増え、現在の設定状況やパラメーターの確認が非常にスムーズになりました。

さらに特徴的なのが、GXシリーズのアイコンとも言える六角形の配置を採用した「HEXARAY」ボタンです。

これは単なるデザインではなく、エフェクトのオンオフ状況や信号の流れを直感的に把握するための機能的なインターフェイスとなっています。

各エフェクトブロックに対応したボタンが配置されており、ワンタッチでエフェクトの切り替えや詳細設定へのアクセスが可能です。

また、ボタン自体がエフェクトの種類に応じて色分けして発光するため、暗いステージ上でも瞬時に状況を判断できます。

タッチパネルこそ搭載していませんが、物理ボタンとカラーディスプレイの組み合わせにより、迷いのないスピーディーな操作感を実現しています。

新機能「GEAR SUITE」とは?音作りが劇的に楽になる理由

GX-1には、これまでのBOSSマルチにはなかった新機能「GEAR SUITE」が搭載されています。

「音作りが難しそう」「パラメーターが多くて何から触ればいいかわからない」

そんなマルチエフェクター初心者の悩みを解決し、ベテランユーザーにとっても強力な武器となるこの機能について解説します。

プロのセッティングをノブ一つで呼び出し可能にする時短機能

GEAR SUITEは、一言で言えば「プロが調整済みの即戦力セッティング集」です。

通常、アンプやエフェクターの音作りをする際は、ゲイン、トーン、レベルなど複数のパラメーターを一から調整する必要があります。

しかし、GEAR SUITE機能を使えば、各アンプやエフェクターモデルに対して、BOSSが厳選した「おすすめ設定(バリエーション)」があらかじめ用意されています。

例えば、あるオーバードライブモデルを選択した際、GEAR SUITEのノブを回すだけで、「ブースト用設定」「クランチ用設定」「リード用設定」といった具合に、実用的なセッティングを瞬時に呼び出すことができます。

これにより、ゼロからパラメーターをいじる必要がなくなり、理想のサウンドにたどり着くまでの時間を大幅に短縮できます。

リハーサル中の急な音色変更や、曲の雰囲気に合わせた微調整も、ストレスなく行えるでしょう。

初心者でも迷わない直感的なサウンドメイクの手順

GEAR SUITEは、音作りの知識が少ない初心者にとっても非常に心強い機能です。

「どのアンプを選んで、どうつまみを回せばいい音になるのかわからない」という場合でも、まずはGEAR SUITEでプリセットされている設定を選んでみてください。

それだけで、そのアンプやエフェクターが持つ「美味しいポイント」を押さえたサウンドが出力されます。

そこから、「もう少し歪みを足したい」「高音を削りたい」といった微調整を行えば良いので、音作りの失敗が圧倒的に少なくなります。

また、プロの設定を参考にすることで、「このアンプはこういう設定で使うと良い音になるんだ」という学習効果も期待できます。

GEAR SUITEは、単なる便利機能ではなく、ユーザーのサウンドメイクスキルを向上させるためのガイド役も果たしてくれるのです。

自分の好みの設定をGEAR SUITEとして保存・活用する方法

GEAR SUITE機能の優れた点は、メーカー用意のプリセットだけでなく、ユーザー自身が作成した設定も保存できることです。

「あの曲で使ったクリーンサウンドが気に入った」

「この歪みの設定は他のパッチでも使い回したい」

そう思った時に、その設定に名前をつけてGEAR SUITEに保存しておけば、いつでも瞬時に呼び出すことが可能です。

これまでは、気に入った設定を他のパッチにコピー&ペーストするか、メモを取って手動で再設定する必要がありました。

しかし、GX-1なら「自分だけのプリセット集」を構築できるため、複数のパッチ作成が劇的に効率化されます。

ライブやレコーディングで頻繁に使用する「自分印」のサウンドをストックしておけるのは、実戦派のギタリストにとって大きなメリットとなるはずです。

BOSS GX-1と名機GT-1の違いを徹底比較!買い替えるべき?

GX-1の登場により、長年愛されてきた名機「GT-1」からの買い替えを検討している方も多いでしょう。

見た目は似ていても、中身は全くの別物と言って過言ではありません。

ここでは、音質、機能、筐体の3つの視点から、両機種の違いを徹底比較します。

音質の違い:COSMからAIRDへの進化で「弾き心地」はどう変わる?

最も大きな違いは、やはりサウンドエンジンです。

GT-1は「COSM」技術を採用していましたが、GX-1は最新の「AIRD」技術を搭載しています。

COSMも優れた技術でしたが、AIRDはそれをさらに発展させ、アンプ全体の相互作用まで再現しています。

具体的には、ピッキングに対する反応速度や、ギターのボリュームを絞った時の音の減衰感、そして歪みの質感そのものが大きく異なります。

GT-1では少し平面的に感じられたサウンドも、GX-1では立体的で奥行きのあるサウンドに生まれ変わっています。

特に、ヘッドホンやライン出力で演奏した際に、その差は歴然です。

「アンプを通しているような生々しい感覚」を求めるなら、間違いなくGX-1への移行をおすすめします。

また、前述の32bit float処理により、エフェクトのかかり具合もより高精細でクリアになっています。

機能の違い:USB-C採用とスマホ直結レコーディングの利便性

機能面での大きなトピックは、USB端子がType-BからType-Cに変更されたことです。

これにより、PCとの接続だけでなく、スマートフォンやタブレットとの直接接続が容易になりました。

さらに重要なのが、GX-1は「クラスコンプライアント」に対応している点です。

これは、専用のドライバーをインストールしなくても、スマホに繋ぐだけでオーディオインターフェイスとして認識されることを意味します。

つまり、GX-1とスマホをケーブル一本で繋ぐだけで、高音質な「弾いてみた動画」の撮影や、モバイルDAWアプリへの録音が可能になるのです。

GT-1ではPC接続が前提でしたが、GX-1はスマホ世代のギタリストに最適化された仕様になっています。

また、Bluetooth機能(別売アダプター不要)が内蔵されたことで、スマホからの音楽再生やアプリでの音色エディットもワイヤレスで行えるようになりました。

筐体の違い:サイズ・重量はほぼ同じでも質感は向上

サイズと重量に関しては、両機種ともほぼ同じで、ギターケースのポケットに入るコンパクトさを維持しています。

しかし、筐体の質感は大きく向上しています。

GT-1は樹脂製のパーツが多く、どうしても「プラスチック感」がありましたが、GX-1は上位機種GX-100に近い、高級感のあるメタリックな仕上げになっています。

また、フットスイッチのデザインも変更されており、より踏みやすく、耐久性の高そうな形状になりました。

ステージ映えするルックスと、所有欲を満たしてくれる質感は、GX-1の隠れた魅力の一つです。

購入前に知っておきたいBOSS GX-1の注意点とデメリット

ここまでGX-1の魅力を伝えてきましたが、購入前に確認しておくべき注意点もいくつか存在します。

特に、使用環境やプレイスタイルによってはデメリットとなる部分もあるため、しっかりとチェックしておきましょう。

センドリターン端子がないことによる外部エフェクターへの影響

GX-1における最大の議論ポイントとも言えるのが、「センドリターン(SEND/RETURN)端子がない」ことです。

センドリターンがないということは、GX-1のエフェクトチェーンの途中に、外部のコンパクトエフェクターなどを挿入できないことを意味します。

例えば、「お気に入りの歪みエフェクターをGX-1の空間系エフェクトの前段に繋ぎたい」といった使い方はできません。

外部エフェクターを使いたい場合は、GX-1のインプットの前(ギターとGX-1の間)か、アウトプットの後(GX-1とアンプの間)に接続するしかありません。

「歪みは自分のペダルを使いたい」というこだわり派のギタリストや、「4ケーブルメソッド」でアンプと連携させたいと考えている方にとっては、これが大きな制約となる可能性があります。

GX-1一台で音作りを完結させるスタイルなら問題ありませんが、既存のボードに組み込む際は注意が必要です。

タッチパネル非搭載である点は操作において不便か?

上位機種のGX-100やGX-10はタッチパネルを搭載しており、スマホ感覚で操作できるのが売りでした。

しかし、GX-1はカラーディスプレイではあるものの、タッチパネル機能は搭載されていません。

操作は全て、本体の物理ボタンとノブで行うことになります。

「タッチパネルに慣れていると不便では?」と感じるかもしれませんが、実際には物理ボタンの配置が秀逸であるため、そこまでのストレスは感じないでしょう。

むしろ、汗で濡れた指でも確実に操作できる物理ボタンの方を好むプロも少なくありません。

ただし、エフェクトの並び替え(ドラッグ&ドロップのような操作)などは、タッチパネルの方が直感的で速い場面もあるのは事実です。

この点は、専用アプリを使えばスマホやPC上でグラフィカルに操作できるため、うまく使い分けるのが良いでしょう。

ACアダプターが別売りである点とバッテリー駆動の持ち時間

GT-1と同様に、GX-1もACアダプター(PSA-100)は別売りとなっています。

本体購入時には付属していないため、持っていない方は別途購入する必要があります。

バッテリー駆動に関しては、単三電池4本で動作しますが、連続使用時間はアルカリ電池で約5時間とされています。

GT-1が約7時間だったのと比較すると、カラーディスプレイや高画質化による消費電力の増加で、若干短くなっているようです。

長時間のスタジオリハやライブで使用する場合は、予備の電池を用意するか、ACアダプターの使用を推奨します。

ただし、USBバスパワー駆動にも対応しているため、モバイルバッテリーから給電することも可能です。

これは屋外での使用や緊急時の電源確保として、非常に便利な選択肢となります。

BOSS GX-1はどんな人におすすめ?評判・口コミから分析

これまでの情報を踏まえ、GX-1は具体的にどのようなギタリストにおすすめできるのか、評判や口コミを分析しながらまとめてみました。

宅録・DTM派には最強の「スマホ用オーディオインターフェイス」

自宅での録音や動画制作をメインに行う方にとって、GX-1は最強のツールとなります。

高品質なアンプシミュレーターとエフェクトを内蔵し、USB-Cケーブル一本でスマホやPCに高音質で録音できる利便性は他に変え難いものです。

「弾いてみた」動画の撮影や、外出先でのアイディアスケッチなど、クリエイティブな活動を強力にサポートしてくれます。

デスクの上に置いても邪魔にならないサイズ感も、宅録派には嬉しいポイントです。

重い機材から解放されたいスタジオ・ライブ派のギタリスト

「毎回重いエフェクターボードやアンプヘッドを持ち運ぶのは疲れた」

そんな悩みを持つスタジオ・ライブ派のギタリストにも、GX-1は救世主となります。

ギターケースのポケットに入れて持ち運べるサイズでありながら、PA卓に直接繋いでも遜色のないプロクオリティのサウンドを出力できます。

荷物を極限まで減らしつつ、サウンドには妥協したくないというミニマリスト志向のプレイヤーに最適です。

初めてのマルチエフェクターを探している初心者への適性

これからエフェクターを揃えようとしている初心者の方にも、GX-1は自信を持っておすすめできます。

「GEAR SUITE」機能のおかげで、難しい知識がなくてもすぐに良い音が出せるため、音作りの挫折を防ぐことができます。

また、チューナー、ルーパー、リズムマシンなど、練習に役立つ機能も充実しています。

価格も、コンパクトエフェクター数個分で購入できるため、コストパフォーマンスの面でも非常に優秀です。

BOSS GX-1の価格と発売日・基本スペックまとめ

最後に、BOSS GX-1の基本情報をまとめておきます。

発売日は2026年1月24日、実売価格は33,000円前後

BOSS GX-1の発売日は、2026年1月24日(土)です。

メーカー希望小売価格はオープン価格ですが、各楽器店での実売価格は税込33,000円前後となっています。

この価格帯で、最新のAIRDサウンドエンジンと32bit float処理を搭載していることは、驚異的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。

サイズ・重量・入出力端子の詳細スペック一覧

  • サンプリング周波数: 48kHz
  • AD/DA変換: 24ビット + AF方式 / 32ビット
  • 内部演算: 32ビット浮動小数点
  • ディスプレイ: カラー・グラフィックLCD (320 x 240ドット)
  • 電源: アルカリ電池(単3形)×4、ACアダプター(別売)、USBバスパワー
  • 電池寿命: 約5時間(アルカリ電池使用時)
  • 外形寸法: 307 (W) x 149 (D) x 56 (H) mm
  • 質量: 1.2kg (電池含む)
  • 入力端子: INPUT (標準タイプ)
  • 出力端子: OUTPUT L/MONO, R (標準タイプ)、PHONES (ステレオ・ミニ・タイプ)
  • その他端子: CTL2, 3/EXP2 (TRS標準タイプ)、USB COMPUTER (USB Type-C)

まとめ:BOSS GX-1 レビュー解説

  • GT-1の携帯性とGX-100のサウンドエンジンを融合したハイブリッドモデル
  • 32bit floatとAIRD技術により、解像度と弾き心地が劇的に向上
  • カラー液晶とHEXARAYボタンで直感的かつスピーディーな操作が可能
  • GEAR SUITE機能でプロの設定を瞬時に呼び出し、音作りを短縮
  • USB-C対応でスマホ直結の録音や動画撮影が簡単に行える
  • センドリターン端子がないため、外部エフェクターとの連携には制限がある
  • タッチパネルは非搭載だが、物理ボタンの配置が優秀で操作性は高い
  • 宅録派、ライブ派、初心者すべてにおすすめできる万能機
  • 2026年1月24日発売、実売価格は約33,000円とコスパも最強クラス
  • コンパクトながら妥協のないサウンドを求めるギタリストの最適解
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