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フジゲン NTE210RAHレビュー解説 |Neo Classic上位グレードの特徴

フジゲンのNTE210RAHは、国産ギターの代名詞として知られるフジゲンが手掛けるテレキャスタータイプのエレキギターです。

Seymour Duncan製ピックアップを搭載し、トップラッカー塗装を採用した上位モデルとして、多くのギタリストから注目を集めています。

「フジゲンのテレキャスターは実際どうなのか」「フェンダーと比べてどちらを選ぶべきか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、NTE210RAHの詳細なスペックから音質の特徴、ユーザーの評判、そして他モデルとの比較まで、購入を検討している方が知りたい情報を網羅的に解説していきます。

目次

フジゲンNTE210RAHとは?基本スペックと特徴

フジゲンNTE210RAHは、Neo Classicシリーズの中でも上位グレードに位置するテレキャスタータイプのエレキギターです。

200グレードならではの高品質なパーツと塗装が採用されており、プロユースにも対応できる本格的な仕様となっています。

ボディ・ネック・指板の仕様と木材構成

NTE210RAHのボディには2ピースのアッシュ材が採用されています。

アッシュは明るくアタック感のあるサウンドが特徴で、テレキャスターらしいジャキッとした音色を生み出す定番の木材です。

ネックにはメイプル材を使用し、Uシェイプのグリップ形状を採用しています。

「太すぎず細すぎず握りやすい」と多くのユーザーから評価されており、長時間の演奏でも疲れにくい設計となっています。

指板にはローズウッドを採用し、スケール長は25.5インチ(648mm)の標準的なロングスケールです。

フレット数は22フレットで、ミディアムサイズのフレットが打ち込まれています。

さらに、フジゲン独自のコンパウンドラディアス指板を採用しており、ローポジションでは丸く、ハイポジションでは平たくなる設計により、弦高を下げたセッティングでも演奏性が損なわれません。

項目仕様
ボディ材2ピース・アッシュ
ネック材メイプル
ネック形状Uシェイプ
指板材ローズウッド
スケール25.5インチ(648mm)
フレット数22フレット
指板Rコンパウンドラディアス

搭載ピックアップSeymour Duncanの組み合わせ

NTE210RAHの大きな特徴は、Seymour Duncan製ピックアップを搭載している点です。

フロントには’59 Neck(SH-1n)というハムバッカーが搭載されています。

’59は1959年製のPAFピックアップを再現したモデルで、温かみのあるヴィンテージトーンが特徴です。

リアにはVintage ’54 Tele(STL-1)というシングルコイルが搭載されています。

1954年製テレキャスターのサウンドを再現したモデルで、テレキャスターらしいジャキッとしたアタック感と明るいトーンが得られます。

フロントがハムバッカー、リアがシングルコイルという組み合わせにより、幅広い音作りが可能となっています。

4WAYレバースイッチで広がる音作りの可能性

コントロールは1ボリューム、1トーン、4WAYレバースイッチという構成です。

通常のテレキャスターは3WAYスイッチですが、NTE210RAHは4WAYスイッチを採用しています。

切り替えは以下の4パターンとなっています。

ポジション出力
1フロント(ハムバッカー)
2フロント(コイルタップ/シングルコイル)
3フロント(タップ)+リア
4リア

フロントピックアップのコイルタップ機能により、ハムバッカーとシングルコイル両方のサウンドを1本のギターで使い分けることができます。

クリーンからクランチ、そして歪みサウンドまで、幅広いジャンルに対応できる仕様です。

トップラッカー塗装など上位モデルならではの仕様

NTE210RAHは200グレードの上位機種として、いくつかの特別な仕様が採用されています。

塗装にはトップラッカーグロス仕上げを採用しており、下位モデルのポリエステル塗装と比べて木材本来の鳴りを活かしたサウンドが期待できます。

ネックジョイントプレートにはステンレス製のものを使用しています。

止めネジもステンレス製で、音の立ち上がりとアタック感を重視した設計です。

サイドポジションマークにはルミンレイという蓄光素材が採用されており、暗いステージ上でもポジションを視認しやすくなっています。

ハードウェアはGOTOH製を採用しており、チューナーにはSD91-05M MG、ブリッジにはBS-TC1が搭載されています。

出荷時にはD’Addario EXL120(.009-.042)の弦が張られ、オリジナルギグバッグが付属します。

NTE210RAHの音質・サウンドの特徴は?

NTE210RAHのサウンドは、テレキャスターらしい明るさとハムバッカーの太さを両立した、バランスの良い音質が特徴です。

フジゲン独自の技術も相まって、クリアで立ち上がりの良いサウンドを実現しています。

アッシュボディとローズウッド指板が生む音の傾向

アッシュボディは、明るくパキッとしたアタック感のあるサウンドを生み出します。

特に中高域の抜けが良く、バンドアンサンブルの中でも埋もれにくい存在感のある音色です。

ローズウッド指板は、メイプル指板と比べてやや温かみのある、まろやかなトーンを加えます。

アッシュボディの明るさとローズウッド指板の温かみが組み合わさることで、エッジの効いたサウンドながらも耳に痛くない、バランスの取れた音質となっています。

低音域もしっかりと出ており、奥行きのある音色が特徴です。

フロントハムバッカーとリアシングルの使い分け

リアのシングルコイルピックアップは、テレキャスター本来のジャキッとしたサウンドが楽しめます。

カッティングやアルペジオでキレのある音が欲しいときに最適なポジションです。

フロントのハムバッカーは、太くて温かみのあるサウンドを出力します。

クリーントーンでのジャズ系のプレイや、歪ませたときのリードトーンにも対応できます。

コイルタップ機能を使えば、フロントをシングルコイルモードに切り替えることも可能です。

タップしたフロントとリアのミックスポジションでは、テレキャスターらしい軽やかなハーフトーンも得られます。

CFS(サークルフレッティングシステム)による音抜けの良さ

NTE210RAHには、フジゲン独自のCFS(サークルフレッティングシステム)が採用されています。

CFSは2002年に特許を取得した技術で、フレットを円弧状に打ち込むことで、各弦とフレットが直角に交差するよう設計されています。

通常のギターでは弦がナットから末広がりに張られているため、フレットとの接触角度が弦ごとに異なります。

CFSではこの問題を解消し、すべての弦がフレットと直交することで、クリアな響きと豊かなサスティーンを実現しています。

単音でもコードでも音の抜けが良く、アンサンブルの中でも存在感のあるサウンドが得られると評価されています。

「優等生すぎる」という評判は本当か?

フジゲンのギターについては「音は優等生すぎてつまらない」という評判を耳にすることがあります。

この評価の背景には、フジゲンギターの完成度の高さがあります。

「作りは良いが、特別な個性が感じられない」「可もなく不可もなく」という声が一部のユーザーから上がっているのは事実です。

フェンダーやギブソンのような「クセ」や「当たり外れ」がないため、そこに面白味を感じないという意見もあります。

一方で「どんな音も80点くらいは取れる」「安定して良い音が出せる」という肯定的な評価も多く見られます。

個性的なサウンドを求める方には物足りなく感じる可能性がありますが、安定した品質と演奏性を重視する方には最適な選択肢といえるでしょう。

オリジナルピックアップを好みのものに交換することで、音の個性を出すこともできます。

ユーザーレビューと口コミ評価まとめ

NTE210RAHを実際に使用しているユーザーからは、様々な評価が寄せられています。

購入を検討する際の参考として、肯定的な意見と否定的な意見の両方を紹介します。

ネックグリップの握りやすさへの高評価

NTE210RAHのネックグリップは、ユーザーから特に高い評価を受けているポイントです。

「太すぎず細すぎず握りやすい」という声が多く、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

Uシェイプのグリップ形状は、コードストロークからリードプレイまで、様々な奏法に対応しやすい設計となっています。

ネック裏の仕上げもスムーズで、ポジション移動時のストレスが少ないと評価されています。

フレットエッジの処理も丁寧で、演奏時に指が引っかかる心配がありません。

演奏性とコストパフォーマンスの評判

フジゲンのギターは、演奏性の高さとコストパフォーマンスの良さで知られています。

「フェンダーより弾きやすい」「この価格帯でこの品質は驚き」という声が多く聞かれます。

コンパウンドラディアス指板やCFSなど、フジゲン独自の技術により、弾きやすさと音質を両立しています。

特にカッティングでの演奏性は高く評価されており、「カッティングマスターを目指せる」という声もあります。

実売価格16万円台から18万円台で、Seymour Duncan製ピックアップとラッカー塗装を備えているのは、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

音の個性や物足りなさを指摘する声

一方で、音の個性について物足りなさを感じるユーザーもいます。

「完成度が高すぎて面白味がない」「今後音が成長していく期待感がない」という意見があります。

フェンダーやギブソンのような、経年変化による音の成長を期待する方には、やや物足りなく感じる可能性があります。

また、フロントに搭載されているSH-1nについて「自分の好みではない」という声も一部で見られます。

ピックアップの好みは個人差が大きいため、購入前に試奏することをおすすめします。

購入者が感じたメリット・デメリット

購入者の声をもとに、メリットとデメリットを整理します。

メリットとしては以下の点が挙げられています。

ルックスが良く、4点切り替えで多彩な音作りができる点が評価されています。

重量も比較的軽く、長時間の演奏でも疲れにくいという声があります。

作りの丁寧さは国産トップクラスで、ネックジョイントの精度やフレット処理の品質が高いと評価されています。

デメリットとしては、前述の「音の個性」に関する指摘のほか、ブランドの所有感についての意見があります。

「フェンダー」というブランドネームを重視する方にとっては、フジゲンでは物足りなく感じる可能性があります。

NTEシリーズの違いと選び方ガイド

フジゲンのNTEシリーズには複数のモデルがラインナップされています。

グレードや仕様の違いを理解して、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。

NTE210RAHとNTE100シリーズの違いを比較

NTEシリーズは大きく分けて、200グレード(上位)と100グレード(標準)に分かれています。

主な違いは以下の通りです。

項目NTE210RAHNTE100シリーズ
ピックアップSeymour Duncan製フジゲンオリジナル
塗装トップラッカーポリエステル
価格帯約18.6万円約13.8万円〜16.2万円

NTE210RAHは、有名ブランドのピックアップとラッカー塗装を求める方に適しています。

NTE100シリーズは、コストを抑えながらもフジゲンの品質を体験したい方におすすめです。

将来的にピックアップを交換することを前提にするなら、NTE100シリーズを選んで好みのピックアップに載せ替えるという選択肢もあります。

セミホロウモデルNTE100MAHTは軽量派におすすめ

NTEシリーズにはセミホロウ構造を採用したモデルもラインナップされています。

NTE100MAHTやNTE110MMHTは、ボディ内部に空洞を設けたシンラインタイプです。

重量は3kg前後と非常に軽量で、通常のソリッドボディモデル(3.5kg〜3.8kg程度)と比べて体への負担が少なくなっています。

「重いギターは長時間持てない」という悩みを持つ方には最適な選択肢です。

セミホロウ構造により生鳴りも豊かで、エアー感のあるサウンドが特徴です。

最近ではシンラインタイプの人気が上昇しており、軽量化志向のギタリストから支持を集めています。

旧モデルNTLからNTEへの変更点とは

NTEシリーズは、2021年12月に旧モデルのNTLシリーズから移行した後継機種です。

主な変更点はネック形状で、NSTシリーズ(ストラトタイプ)と同形状に統一されました。

旧NTLシリーズの一部モデルで採用されていた「Soft V-Shape」グリップは廃止され、「U-Shape」に統一されています。

ヘッド形状やネックエンドの形状も変更されており、ストラトタイプと共通のデザインとなっています。

中古市場ではNTLシリーズも流通していますが、ネックの好みによってはNTLの方が合う方もいるかもしれません。

予算別おすすめモデルの選び方

予算に応じたおすすめモデルを紹介します。

15万円以下の予算なら、NTE100RALがおすすめです。

リアにテレキャスタータイプの大型シングルコイルを搭載しており、トラディショナルなテレキャスターサウンドが楽しめます。

15万円〜16万円の予算なら、NTE100MAHやNTE100MAHTが選択肢に入ります。

メイプル指板のブライトなサウンドが好みならNTE100MAH、軽量さを重視するならセミホロウのNTE100MAHTがおすすめです。

18万円以上の予算が確保できるなら、NTE210RAHが最良の選択肢です。

Seymour Duncan製ピックアップとラッカー塗装により、上位モデルならではの品質を体験できます。

フェンダーテレキャスターとの違いを徹底比較

フジゲンNTE210RAHの購入を検討する際、フェンダーのテレキャスターと比較される方も多いでしょう。

両者の違いを詳しく解説します。

コンパウンドラディアス指板の有無と演奏性

フジゲンNTE210RAHは、コンパウンドラディアス指板を標準採用しています。

ローポジションでは丸みがあり押さえやすく、ハイポジションではフラットでチョーキングがしやすい設計です。

フェンダーのテレキャスターは、モデルによって指板Rが異なります。

ヴィンテージ系モデルは7.25インチRなど丸みの強い指板が多く、モダン系モデルでは9.5インチRのフラットな指板が採用されています。

コンパウンドラディアスを採用しているフェンダーモデルは一部の上位機種に限られるため、この点はフジゲンの優位性といえます。

弦高を下げたセッティングで演奏したい方には、フジゲンの方が適している場合が多いでしょう。

同価格帯での仕様・スペックの違い

NTE210RAHの実売価格は16万円台後半から18万円台です。

同価格帯のフェンダーモデルと仕様を比較してみましょう。

フェンダーMade in Japan Heritageシリーズは15万円前後、Player IIシリーズは13万円前後が実売価格帯です。

フジゲンNTE210RAHは、Seymour Duncan製ピックアップを標準搭載していますが、この価格帯のフェンダーモデルはフェンダーオリジナルピックアップが搭載されています。

塗装についても、フジゲンはラッカー塗装を採用していますが、フェンダーの同価格帯モデルはポリエステル塗装が多くなっています。

仕様面では、フジゲンの方が充実しているといえるでしょう。

ブランド価値と所有感の違い

フェンダーは、テレキャスターの本家本元として圧倒的なブランド力を持っています。

「テレキャスター」という名称はフェンダーの登録商標であり、フジゲンは「Tスタイル」や「テレキャスタータイプ」と呼ばれます。

ヘッドに「Fender」のロゴが入っているかどうかは、所有する喜びに影響する方もいるでしょう。

バンドメンバーやライブのお客さんに「フェンダーを使っている」と認識されることに価値を感じる方もいます。

フジゲンは国産ギターとしての評価は高いものの、一般的な知名度ではフェンダーに及びません。

ブランドの所有感を重視するならフェンダー、実質的なスペックを重視するならフジゲンという選択になるでしょう。

どちらを選ぶべき?用途別の判断基準

最終的な選択は、何を重視するかによって変わってきます。

演奏性とコストパフォーマンスを重視するなら、フジゲンNTE210RAHがおすすめです。

コンパウンドラディアス指板やCFSなど、弾きやすさを追求した設計は、毎日の練習やライブでの演奏に役立ちます。

ブランドの歴史や所有感を重視するなら、フェンダーが選択肢となります。

テレキャスターの元祖として、その名前とロゴには特別な価値があります。

ヴィンテージサウンドを追求するなら、フェンダーのヴィンテージ系モデルの方が雰囲気を再現しやすいかもしれません。

現代的な演奏性と多彩な音作りを求めるなら、フジゲンNTE210RAHの4WAYスイッチとフロントハムバッカーの組み合わせが有利です。

可能であれば、両方を試奏して自分の手と耳で確かめることをおすすめします。

購入前に知っておきたい注意点とデメリット

NTE210RAHを購入する前に、知っておくべき注意点やデメリットを解説します。

事前に理解しておくことで、購入後の後悔を防ぐことができます。

アッシュボディの重量は個体差が大きい

NTE210RAHはアッシュボディを採用していますが、アッシュ材は個体によって重量差が大きい木材です。

実測では3.57kgから3.83kg程度の個体が確認されていますが、さらに重い個体や軽い個体が存在する可能性もあります。

重量を気にする方は、購入前に販売店に問い合わせて、個体の重量を確認することをおすすめします。

フジゲンの直営オンラインショップでは、在庫個体の重量を問い合わせることが可能です。

軽量さを重視するなら、セミホロウモデルのNTE100MAHTなども選択肢に入れると良いでしょう。

CFSフレットの打ち替えは対応店舗の確認を

フジゲン独自のCFS(サークルフレッティングシステム)は、フレットが円弧状に打ち込まれています。

フレット交換が必要になった際、一部のリペアショップではCFSのリフレットを断られるケースがあるという声もあります。

ただし、フジゲンの公式見解では「通常のフレット交換と同様」としており、対応可能なリペアショップは多く存在します。

渋谷のWSR、スプレッドサウンド、イレブンギターズなどでCFSのリフレット実績があります。

フジゲンカスタムハウスでも修理を受け付けているため、直営店に依頼するのも安心な選択肢です。

購入前に、お近くにCFS対応のリペアショップがあるかどうか確認しておくと良いでしょう。

フロントピックアップSH-1nが好みに合わない場合

NTE210RAHのフロントに搭載されているSeymour Duncan ’59(SH-1n)は、温かみのあるヴィンテージトーンが特徴です。

PAFタイプのピックアップとして定評がありますが、すべての人の好みに合うわけではありません。

「もっとパワーが欲しい」「もっとブライトな音が好み」という方は、ピックアップ交換を検討することになるかもしれません。

ただし、ピックアップ交換はボディへの加工が不要で比較的容易にできるカスタマイズです。

購入後に好みに合わせて交換するという前提で購入するのも一つの考え方です。

試奏の際には、フロントピックアップの音色をしっかり確認することをおすすめします。

中古購入時にチェックすべきポイント

NTE210RAHを中古で購入する場合、いくつかのポイントをチェックする必要があります。

まず、フレットの状態を確認しましょう。

一部のユーザーから「2年程度でフレットがデコボコになった」という報告もあり、使用状況によってはフレットの摩耗が進んでいる可能性があります。

ネックの状態も重要なチェックポイントです。

順反り、逆反り、ねじれがないか、ネックの状態を確認してください。

ラッカー塗装は経年変化しやすいため、塗装の状態やウェザーチェック(ひび割れ)の有無も確認が必要です。

電気系統の動作確認、ポットやスイッチのガリ、ジャックの接触不良なども試奏時に確認しましょう。

可能であれば、保証書や付属品の有無も確認することをおすすめします。

NTE210RAHの価格と購入できる店舗情報

NTE210RAHの価格情報と、購入できる店舗について解説します。

メーカー希望小売価格と実売価格の相場

NTE210RAHのメーカー希望小売価格は233,200円(税込)です。

実売価格は販売店によって異なりますが、164,560円から189,200円程度が相場となっています。

大手楽器店では20%前後の割引価格で販売されていることが多く、16万円台後半から18万円台で購入できるケースが一般的です。

カラーバリエーションは、2TS(2トーンサンバースト)、BK(ブラック)、SBB(シースルーブルーバースト)の3色が展開されています。

価格はカラーによる違いはなく、同一価格で販売されています。

フジゲン直営店と主要楽器店の販売状況

NTE210RAHは、フジゲンの直営オンラインショップで購入できます。

直営店で購入するメリットは、工場での最終検品とは別に出荷前に再度検品・調整が行われる点です。

試奏されていない新品の製品が届くため、安心して購入できます。

主要楽器店では、島村楽器、イケベ楽器、クロサワ楽器、サウンドハウス、ギタープラネットなどで取り扱いがあります。

在庫状況は店舗や時期によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。

中古市場では、デジマートやJ-Guitarなどの楽器専門サイトで探すことができます。

試奏できるフジゲンカスタムハウスの活用法

購入前に試奏したい場合は、フジゲンカスタムハウスの利用がおすすめです。

フジゲンカスタムハウスは、東京の池袋と代官山に店舗を構える直営店です。

オンラインストアも運営しており、入荷のたびに写真撮影と重量計測を行い、商品ページで紹介している個体が届く仕組みになっています。

店舗では試奏が可能なため、購入前に実際の弾き心地や音を確認できます。

オーダーメイドの受注やカスタマイズの相談、修理などのユーザーサポートにも対応しています。

遠方で来店が難しい場合は、オンラインショップで個体の重量や写真を確認してから購入するという方法もあります。

フジゲンNTE210RAHに関するよくある質問

NTE210RAHについて、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

初心者でも扱いやすいギターですか?

NTE210RAHは、初心者でも扱いやすいギターといえます。

コンパウンドラディアス指板やCFSなど、演奏性を高める工夫が施されており、弾きやすさには定評があります。

ネックグリップも「太すぎず細すぎず」と評価されており、初めてのエレキギターとしても違和感なく演奏できるでしょう。

ただし、価格帯は18万円前後と初心者向けエントリーモデルと比べると高額です。

最初の1本として購入する場合は、長く使い続ける覚悟で選ぶことをおすすめします。

コストを抑えたい場合は、同シリーズのNTE100系から始めるという選択肢もあります。

ピックアップ交換のおすすめは?

NTE210RAHのフロントピックアップを交換したい場合、目的に応じて選択肢が変わります。

よりパワフルなサウンドを求めるなら、Seymour Duncan JB(SH-4)やDimarzio Super Distortionなどが選択肢になります。

よりヴィンテージライクなサウンドを求めるなら、Seymour Duncan Seth Loverや、Lollar Imperialなどが候補となります。

モダンで汎用性の高いサウンドを求めるなら、Fishman Fluenceシリーズなどのアクティブピックアップも検討できます。

リアピックアップを交換する場合は、テレキャスター用のピックアップから選ぶことになります。

Joe Barden製やLollar製のテレキャスター用ピックアップは、品質の高さで知られています。

どんなジャンルの音楽に向いていますか?

NTE210RAHは、幅広いジャンルに対応できるギターです。

リアのシングルコイルはカントリー、ブルース、ロックンロールなど、テレキャスターが得意とするジャンルに最適です。

フロントのハムバッカーは、ジャズ、フュージョン、ブルースロックなど、太くて温かみのあるサウンドが求められるジャンルに向いています。

4WAYスイッチによる多彩な音作りが可能なため、ポップス、ロック、ファンクなど様々なジャンルで使用できます。

ヘヴィメタルのような極端にハイゲインなサウンドには、フロントをさらにハイパワーなピックアップに交換した方が良いかもしれません。

オールラウンドに使えるギターを探している方には、おすすめできる1本です。

フジゲンの保証やアフターサポートは?

フジゲン製品には、メーカー保証が付いています。

保証期間や内容については、購入時に付属する保証書を確認してください。

アフターサポートについては、フジゲンカスタムハウス(池袋・代官山)で修理や調整を受け付けています。

メンテナンス料金は公式サイトに記載されており、基本調整は6,600円からとなっています。

フレット交換やナット交換、ペグ交換などの作業には、基本調整の料金が含まれます。

遠方の方は、ギターを送付して修理を依頼することも可能です。

国産メーカーならではの安心感があり、長く使い続けるうえでのサポート体制は整っているといえるでしょう。

まとめ:フジゲンNTE210レビュー解説の総括

  • NTE210RAHはフジゲンNeo Classicシリーズの上位モデルで、Seymour Duncan製ピックアップとトップラッカー塗装を採用している
  • アッシュボディとローズウッド指板の組み合わせにより、明るさと温かみを両立したサウンドが特徴である
  • 4WAYスイッチでフロントハムバッカーのコイルタップが可能で、多彩な音作りに対応できる
  • CFS(サークルフレッティングシステム)とコンパウンドラディアス指板により、演奏性の高さは国産トップクラスである
  • ネックグリップは「太すぎず細すぎず」と評価が高く、幅広い奏法に対応できる
  • 「優等生すぎてつまらない」という評判もあるが、安定した品質を求める方には最適な選択肢である
  • NTE100シリーズとの主な違いはピックアップと塗装で、予算に応じてグレードを選べる
  • フェンダーテレキャスターと比較すると、同価格帯ではフジゲンの方が仕様面で充実している
  • アッシュボディは個体差が大きいため、重量を気にする方は購入前に確認が必要である
  • フジゲンカスタムハウスで試奏やアフターサポートを受けられるため、長く安心して使い続けられる
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