結論から言うと、PEOZ/TR2 スマートギターは「テレキャスター系の形状とシングルコイル2基」を軸に選びたい人に分かりやすいモデルです。2026年8月時点のPEOZ公式商品ページでは、TR2をテレキャスター、TR1をレスポール系、TR3をストラトキャスター系として案内しています。スマート機能は3機種に共通する部分が多いため、実際の選び分けではボディ形状、ピックアップ構成、セレクター、指板やブリッジなど「普通のエレキギターとしての違い」を見るのが近道です。
ただし、PEOZは公開資料の世代によってTR1の形状やピックアップ表記に差があります。現在の公式商品ページと、日本向けに配布されている取扱説明書の記載が一致しない項目があるため、古い比較表をそのまま購入判断に使うのは避けたほうが安全です。ここではTR2を中心に、現在の公式ページ、取扱説明書、公式アプリストア、日本の販売ページを突き合わせ、確実に確認できる範囲だけを整理します。
PEOZ/TR2 スマートギターを選ぶ結論
TR2の立ち位置は、PEOZのスマート機能を使いながら、テレキャスター系の見た目とシンプルなピックアップ構成を選べるモデルと考えると分かりやすいです。現在のPEOZ公式ページはTR2を「テレキャスター」と明記し、シングル+シングルの構成、明るくクリアな方向のサウンドを求める人向けと説明しています。
一方でTR1は現在の公式ページでレスポール系・ハムバッカー+ハムバッカー、TR3はストラトキャスター系・シングル+シングル+ハムバッカーとされています。したがって、モデル番号が単純な上位・下位を示すというより、形状とピックアップのキャラクターが違う横並びの選択肢として見るほうが実態に近いです。
「スマート機能が多いモデルを選ぶ」というより、「自分が欲しいギター形状を選び、そのうえでPEOZ共通の内蔵スピーカー、エフェクト、アプリ連携、USBオーディオインターフェースなどを使う」という順番で考えると迷いにくくなります。
TR2はどんなスマートギターなのか
TR2はテレキャスター系のスマートエレキ
2026年8月に確認できるPEOZ公式商品ページでは、TR2の商品名に「テレキャスター」と入り、ピックアップはシングル+シングルと案内されています。見た目だけをテレキャスター風にしたデジタル楽器というより、一般的な6弦エレキギターの構成に、アンプ・エフェクト・スピーカー・アプリ連携などを追加した製品です。
日本向け取扱説明書では、TR2のボディ材はバスウッド、ネックと指板はメイプル、スケールは25.5インチ(648mm)、22フレット、3ウェイスイッチ、6サドルのモダンタイプブリッジと記載されています。弦は.009~.042です。つまり、専用センサーだけで演奏するコントローラーではなく、弦・ピックアップ・ブリッジを備えた通常のエレキギターを土台にしている点が重要です。
内蔵スピーカー・エフェクト・アプリ連携が共通の強み
日本向け取扱説明書では、3Wスピーカー、ヘッドホン出力、USBオーディオインターフェース、チューナー、Bluetooth接続、アプリからのサウンド設定などが案内されています。ギター本体の電源を入れれば、外部アンプをつながなくても内蔵スピーカーからエフェクト処理された音を出せます。
アプリ側では、基本レッスン、難易度別の演奏コンテンツ、速度変更、区間リピート、録画・録音といった練習機能が提供されています。Google PlayとApp Storeの現在の説明では、YouTubeの曲を練習モードへ取り込み、ギター音を抑えたバッキングを作る機能も案内されています。これらはソフトウェア更新で変わり得るため、「購入時に必ず同じ画面・同じ機能名で使える」と固定的に考えず、インストール前に最新のアプリストア説明を確認するのが確実です。
電源を切れば通常のエレキギターとしても使える
取扱説明書では、電源を切った状態で外部機器へ接続し、通常のエレキギターと同じ方法で使用できると説明されています。前面には1/4インチのジャックアウトがあり、背面にはヘッドホン出力、USB端子、内蔵スピーカーがあります。
この点はPEOZを選ぶうえで大きな判断材料です。スマート機能を使う日は本体だけで練習し、アンプやペダルを使いたい日は普通のエレキとして接続できます。ただし、内蔵エフェクトを外部アンプやFRFRへ送る場合は、取扱説明書でAmpやIRのオン・オフ設定例が示されています。接続先によって最適な設定が変わるため、単にケーブルを挿せば常に同じ音になるわけではありません。
TR1・TR2・TR3の違いを比較
| 項目 | TR1 | TR2 | TR3 |
|---|---|---|---|
| 現在の公式形状表記 | レスポール系 | テレキャスター系 | ストラトキャスター系 |
| 現在の公式PU表記 | ハムバッカー+ハムバッカー | シングル+シングル | シングル+シングル+ハムバッカー |
| 取扱説明書のセレクター | 3ウェイ | 3ウェイ | 5ウェイ |
| 指板 | メイプル | メイプル | ローズウッド |
| ボディ仕上げ | サテン | サテン | グロス |
| ブリッジ | ラップアラウンド | 6サドル・モダン | 6サドル・モダン |
上表の「現在の公式形状表記・PU表記」はPEOZ公式商品ページを優先し、それ以外は日本向け取扱説明書の共通仕様表を基準にしています。TR1については資料間の不一致があるため、後述の注意点もあわせて確認してください。
TR1は太い音を狙う現在仕様
現在のPEOZ公式ページでは、TR1は「PEOZレスポール」として掲載され、ハムバッカー+ハムバッカー、ロックやメタル系の力強い方向を意識したモデルとして説明されています。
ただし、日本向け取扱説明書ではTR1を「Original」形状とし、ネック側シングル、ブリッジ側ハムバッカーと読める仕様表になっています。現在の公式商品ページとは一致しません。TR1を中古で探す場合や、流通在庫を購入する場合は、同じ「TR1」という名称だけでピックアップ構成を決めつけず、商品写真と販売店の実機仕様を確認してください。
TR2はシンプルなSS構成とテレ系形状
TR2は現在の公式商品ページと取扱説明書で、テレキャスター系の形状、シングルコイルを軸にした構成という点が比較的読み取りやすいモデルです。公式は「クリアなサウンド」を求める人向けと説明しています。これはメーカー側の製品ポジショニングであり、実際の音色は弦、アンプ、内蔵エフェクト設定、演奏方法でも変化します。
3ウェイスイッチと6サドルブリッジという構成も分かりやすく、「スマートギターだから特殊な操作系」というより、一般的なエレキの感覚を残しつつデジタル機能を足したモデルと考えられます。TR2を検索している人は、まずこの物理的なギター部分が好みに合うかを確認するとよいでしょう。
TR3は3ピックアップと5ウェイで選択肢が多い
現在の公式商品ページでは、TR3はストラトキャスター系で、シングル+シングル+ハムバッカーの構成です。公式はクリーンからドライブまで幅広いトーンを求める人向けと説明しています。取扱説明書の仕様表でもTR3は5ウェイスイッチとされており、3ウェイのTR1・TR2よりピックアップ切り替えの選択肢が多い設計です。
「最初の1本で、物理ピックアップの組み合わせも広く試したい」ならTR3、「テレ系のシンプルさが好き」ならTR2、「ハムバッカー中心で選びたい」なら現行TR1、という分け方が実用的です。これはスペックから見た選び方であり、どのモデルが上位という意味ではありません。
TR1だけは資料の世代差に注意する
PEOZの比較で最も注意したいのは、公開資料を混ぜるとTR1の説明が食い違うことです。現在の韓国公式商品ページはレスポール系・HHと説明する一方、日本向け取扱説明書はOriginal形状・ネック側シングル/ブリッジ側ハムバッカーと記載しています。
この違いが正式な世代変更、地域仕様、資料更新の遅れのどれに当たるかは、公開資料だけでは断定できません。そのため、現行公式ページのモデル説明と取扱説明書のハードウェア表は別々に扱っています。とくに中古品は商品名だけでなく、実物のピックアップ数、セレクター、ブリッジ形状まで確認するのが安全です。
TR2の仕様と重さを確認
基本仕様は25.5インチ・22フレット
日本向け取扱説明書のTR2仕様では、バスウッドボディ、サテン仕上げ、メイプルネック、メイプル指板、25.5インチ(648mm)スケール、12インチ指板R、22フレット、グラファイトナット、ナット幅42mmと記載されています。チューニングマシンはダイキャスト、フレット材はニッケルシルバー、出荷時の弦ゲージは.009~.042です。
ここは「スマート機能」と切り離して見るべき部分です。ネックの握りやすさ、弦高、フレット処理、重量バランスなどは数値だけでは判断できません。通販で買う場合でも、少なくともスケール、指板材、ナット幅、ブリッジ、弦ゲージが自分の想定と合っているかを確認しておくと、届いてからの違和感を減らせます。
3WスピーカーとUSBオーディオを内蔵
取扱説明書では、内蔵スピーカーは3W。前面に1/4インチのジャックアウト、背面に1/8インチのイヤホン出力とUSB端子を備え、USBは充電と録音に使う構成です。USBオーディオインターフェースを内蔵しているため、対応機器へ接続してギター音をデジタル録音できます。
エフェクト数については資料の表現が一定ではありません。日本向け取扱説明書の仕様表は「42 effects」「19以上のプリセット」と記載する一方、現在のApp Store/Google Play説明は「20以上の内蔵エフェクト」「15種類以上のサウンド」と案内しています。
TR2の重さは公式の固定値を確認できない
「PEOZギターの重さ」を調べると数値が複数見つかりますが、今回確認したPEOZ公式商品ページと日本向け取扱説明書には、TR2本体の重量を固定スペックとして示す記載を確認できませんでした。したがって、メーカー公称値として「約○kg」と断定するのは避けるべきです。
参考になる実測例として、2026年にReverbへ掲載された楽器店アカウントの中古TR2では「約3.6kg」と記載されています。ただし、これは特定の中古個体の実測値であり、公式仕様ではありません。木材を使うギターは個体差があり、内蔵スピーカーや電子回路も重量に加わるため、重さを重視する場合は購入する個体を販売店に量ってもらうのが最も確実です。
レフティーとモデルバリエーション
左利き用は販売チャネルごとに確認する
レフティーについては「TR2に左利き用が絶対にある/ない」と一律に決めつけないほうがよい状況です。PEOZ韓国公式の現行商品一覧には、左利き用ストラトキャスターとして「TR3-L」が明示されています。一方、日本のギターファクトリーではTR1・TR2・TR3の商品ページに「レフティーオーダーする(受注生産)」という選択肢が掲載されています。
つまり、完成品として常時在庫される左利きモデルと、販売店経由の受注生産は分けて考える必要があります。納期、選べる色、価格、返品条件まで同じとは限りません。左利き用を検討する場合は「TR2のレフティーを注文できるか」だけでなく、「現在の受付可否・納期・仕様が右利き用と同じか」を注文前に確認してください。
カラーや付属品は固定仕様と分けて見る
PEOZ公式のTR1・TR2商品ページではブラック、アイボリー、レッド、グリーンなどの色が選択肢として表示されていますが、色やパッケージは販売地域・時期によって変わる可能性があります。日本の販売ページでも本体のみ、ケースやアクセサリーとのセットなど購入形態が分かれています。
ボディ材やスケールのような製品仕様と、カラー在庫・付属品・キャンペーンを同じ「モデル差」として扱わないことが大切です。とくに中古ではケースや充電ケーブルの有無も個体ごとに違うため、付属品込みの写真を確認すると安心です。
購入前に確認したい価格・アプリ・更新状況
PEOZ Guitarアプリは現在も更新されている
2026年8月9日の確認時点では、PEOZ GuitarアプリはApp StoreとGoogle Playの両方で公開されています。Google Playは2026年7月13日更新と表示され、App Storeではバージョン2.6.12の更新履歴が確認できます。直近の履歴にはノブ設定エラーの修正、外部フットスイッチ連携、PEOZ Amp連携、プリセットデータ更新などが並んでいます。
アプリ連携を重視するなら、購入直前にストアの最終更新日と対応OSを確認してください。
価格と在庫はその日の販売ページで確認する
日本のギターファクトリーでは、2026年8月9日の確認時点でTR1・TR2・TR3が各39,800円(税込)で掲載されています。TR1とTR2には「在庫入荷しました」という表示も確認できます。ただし、価格、在庫、色、セット内容、レフティー受注の条件は変動情報です。本記事の金額を将来の固定価格として扱わず、注文時の販売ページを優先してください。
また、PEOZ韓国公式ページの価格は韓国内向けの表示で、日本での販売条件とは別です。海外公式価格をそのまま円換算して「日本でもこの金額で買える」と考えると、配送、税、保証、販売店サポートの条件が抜け落ちます。購入先の比較は価格だけでなく、保証と初期不良対応も含めて行うのが現実的です。
購入直前は実機仕様とソフトウェアを同時確認する
TR2を選ぶ前に確認したいのは、①実物がテレキャスター系・SS構成の現行仕様か、②重量を重視するならその個体の実測値、③レフティーなら受注条件、④アプリが自分のスマートフォンで利用できるか、⑤付属品と保証範囲、の5点です。
とくにPEOZは「ギター」と「デジタル機器」の両方の性格を持つため、一般的なエレキギター以上に確認項目が多くなります。反対に、そこを押さえておけば「形が好みだったのにピックアップ構成が違った」「古い記事とアプリ画面が違う」「思ったより重かった」といったズレを減らせます。
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まとめ:TR2はテレ系とスマート機能で選ぶ
- TR2は2026年8月時点の公式ページで、テレキャスター系・シングル+シングルのスマートエレキとして案内されている
- TR1は現行公式でレスポール系・HH、TR3はストラト系・SSHとされ、単純な上下関係ではなく形状とPU構成で選ぶ
- 日本向け取扱説明書ではTR2が25.5インチ、22フレット、メイプル指板、3ウェイ、6サドルブリッジと記載されている
- 3Wスピーカー、ヘッドホン出力、USBオーディオ、アプリ連携などがPEOZのスマート機能の核になる
- TR2の重量は公式の固定値を確認できず、中古個体の約3.6kgという実測例は参考値として扱う
- TR1は現行公式ページと取扱説明書で形状・ピックアップ表記が一致しないため、中古や旧在庫は実機仕様を確認する
- 価格、在庫、レフティー受注、アプリ、ファームウェアは変動するので購入直前に最新情報を確認する

