フェンダーは2026年10月14日、USA製の主力シリーズ「American Professional」を更新し、世界同時に販売を開始しました。国内の市場想定売価は302,500~330,000円(税込)。ギター6モデル、ベース4モデルの全10モデルが登場しています。

フェンダーミュージックの国内発表では、ピックアップやブリッジ、コントロールなどの改良が案内されています。新しいピックアップ名は「V-Mod III」ですが、今回の公式シリーズ名は「American Professional」です。
American Professionalの国内発売日と販売先
国内販売は2026年10月14日からで、Fender Flagship Tokyo、フェンダー正規取扱店、公式オンラインショップが取扱先として挙げられています。米国カリフォルニア州コロナの工場で製造されるシリーズです。
発表価格は国内市場想定売価です。すべての販売店で同額になるという案内ではなく、仕上げや指板などの組み合わせで価格幅のあるモデルも含まれます。シリーズ全体の価格幅と、購入する1本の価格を分けて確認できます。
American Professionalのギター6モデルと価格
StratocasterとTelecasterは各302,500~319,000円(税込)。Stratocaster HSSとHot Shot Telecasterは各308,000~324,500円(税込)です。Jazzmasterは313,500円、Jaguarは319,000円(税込)と発表されています。
ストラトキャスターは通常のモデルとHSSの両方が用意され、テレキャスターにもHot Shotが加わります。ジャズマスターとジャガーも同じ更新シリーズに含まれているため、ストラトやテレだけの新製品発表ではありません。
ベースはPrecision Bass、Precision Bass V、Jazz Bass、Jazz Bass Vの4モデルです。市場想定売価はPrecision Bassが308,000~324,500円、Precision Bass Vが319,000円、Jazz Bassが313,500~330,000円、Jazz Bass Vが324,500円で、すべて税込です。
V-Mod IIIピックアップとモデル別ブリッジ
更新点の一つが、新開発のV-Mod IIIピックアップです。ストラトキャスター、テレキャスター、ジャガー、ジャズマスターにはV-Mod IIIシングルコイルを搭載。Stratocaster HSSではブリッジ側のハムバッカーも再設計されています。
ベースにも、それぞれに対応するV-Mod IIIピックアップを採用しています。メーカーは出力のバランスや明瞭さ、タッチへの反応を設計上の狙いとして説明しています。
ブリッジは全モデルで同一の部品を採用する形ではなく、モデルごとの改良です。ストラトキャスターにはClassicGear Radialのベントスチールサドル、テレキャスターには補正されたブラスサドルを備えるブリッジを採用しています。テレキャスターはトップロードとストリングスルーの弦の通し方に対応します。
ジャガーとジャズマスターにはClassicGear J-BridgeとPanoramaトレモロを組み合わせ、ベースには新設計のHiMassモダンブリッジを搭載。弦の支え方やトレモロを確認する際も、自分が選ぶモデルの仕様に合わせて見ることができます。
ネック形状と左利き用モデルの予定
ギターのネックはDeep C、Precision BassはModified 1963 C、Jazz BassはSlim Cと、楽器によって形状が異なります。いずれも指板エッジを滑らかに仕上げるロールドエッジ加工が施されています。
ギターにはClassicGear Precisionポテンショメーターと、プッシュ・プッシュ式トーンコントロールを採用。コントロール操作による音の切り替えが追加されていますが、各モデルの具体的な配線や切り替え内容は、購入するモデルの仕様で確認してください。
左利き用は、ストラトキャスター、テレキャスター、プレシジョンベース、ジャズベースを2027年春に追加する予定です。今回の10月14日発売と同時に全モデルの左利き用がそろうという発表ではありません。
American Professionalの今回の更新では、V-Mod IIIピックアップに加え、ブリッジとネック、コントロールまでモデルごとに見直されています。国内価格と希望するモデルの仕様を照らし合わせながら、新しいUSA製シリーズを選べます。
