ZOOMから登場したマルチエフェクター「G2X FOUR」について、その性能や使い勝手に関心をお持ちではないでしょうか。
手頃な価格帯でありながら、最新技術が搭載されていると聞き、具体的な音質や特徴、ライバル機種であるBOSSのGT-1との比較点が気になる方も多いはずです。
また、エクスプレッションペダルの実際の使用感や、スマホ接続による編集機能の詳細など、購入前に解消しておきたい疑問もあるでしょう。
この記事では、インプットした複数のレビューや公式情報を基に「ZOOM G2X FOUR」の全体像を徹底的にレビュー解説します。
スペックや音質の評判・口コミから、具体的なおすすめポイント、注意点までを網羅し、あなたの機材選びの一助となる情報をお届けします。
ZOOM G2X FOURの基本性能をレビュー解説
ZOOM G2X FOURの主な特徴
ZOOM G2X FOURが多くのギタリストから注目される最大の理由は、革新的な「マルチレイヤーIR」技術と、初心者にも優しい直感的な操作性にあります。
このマルチエフェクターは、単に多機能であるだけでなく、演奏者の表現力を最大限に引き出すための工夫が随所に施されています。
世界初の「マルチレイヤーIR」技術
G2X FOURのサウンドの中核をなすのが、ZOOMが世界で初めて採用した「マルチレイヤーIR」テクノロジーです。
従来のIR(インパルス・レスポンス)が、ある一瞬のキャビネットの鳴りを静的に捉えた「写真」のようなものだったのに対し、マルチレイヤーIRは異なります。
LOUD(大)・MEDIUM(中)・SOFT(小)という3つの異なる音量でキャビネットの響きをキャプチャーし、ピッキングの強弱に応じてこれら3つのIRデータを動的にブレンドします。
これにより、あたかも本物のアンプがそこにあるかのような、ダイナミックで生々しいレスポンスと空気の揺れを再現することに成功しました。
弱く弾いた時の繊細なトーンから、強く弾いた時の迫力あるサウンドまで、演奏ニュアンスに忠実に追従する有機的な響きは、この価格帯のマルチエフェクターとしては画期的な特徴と言えるでしょう。
豊富なアンプモデルとプリセット
本体には、定番アンプをモデリングした16種類に加え、ZOOMオリジナルの6種類を含む合計22種類のアンプモデルが搭載されています。
さらに、歴代の名曲のギターサウンドを再現した250種類のプリセットパッチが「ギターサウンド・クロニクル」として内蔵されています。
これらは1950年代から現代までのヒット曲を年代順に網羅しており、単なる音色プリセットに留まらず、ギターサウンドの歴史を楽しみながら学ぶことができるユニークな機能です。
ユーザーフレンドリーな設計
操作性の高さもG2X FOURの大きな魅力です。
電源を入れると最初に「AMP(ギターアンプに接続)」か「LINE(ミキサーやヘッドホンに接続)」かを選択する画面が表示されるため、接続環境に合わせた最適な設定を間違えることなく行えます。
この親切なガイド機能は、特にライブ本番での設定ミスを防ぐのに役立ちます。
ZOOM G2X FOURのスペック詳細
G2X FOURは、ギタリストが必要とする機能をコンパクトなボディに凝縮した、コストパフォーマンスに優れたスペックを持っています。
練習からライブ、レコーディングまで幅広いシーンに対応できる設計が特徴です。
以下に主要なスペックをまとめました。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
同時使用エフェクト数 | 最大6エフェクト + 1ペダルエフェクト |
アンプモデル数 | 22種類(定番モデル16種 + ZOOMオリジナル6種) |
内蔵エフェクト数 | 79種類 |
ユーザーパッチメモリ | 250種類 |
ルーパー機能 | モノラル最長80秒 / ステレオ最長40秒 |
リズムパターン | 68種類 |
入出力端子 | INPUT(標準モノラルフォーン)、AUX IN(ステレオミニ)、OUTPUT L/R(標準モノラルフォーン)、PHONES(ステレオミニ)、CONTROL IN(FP02M用)、USBポート(Type-C) |
電源 | ACアダプタ(AD-16)、USBバスパワー(PC、モバイルバッテリー) |
外形寸法 (W x D x H) | 274 mm x 150 mm x 71 mm |
重量 | 951 g |
スペックから見る注意点
豊富な機能を備える一方で、スペックを詳しく見るといくつかの注意点も浮かび上がります。
まず、同時使用エフェクト数は「最大6個」ですが、アンプシミュレーターやリバーブなど、内部のプロセッサー(DSP)に高い負荷をかけるエフェクトを多用すると、6個に達する前に処理能力の限界を示す「PROCESS OVER FLOW」という表示が出ることがあります。
これは、限られたDSPリソースを効率的に使うという、低価格モデルならではの仕様と言えます。
また、電源はACアダプタとUSBバスパワーに対応していますが、同価格帯のライバル機の一部が対応している「乾電池での駆動」はできません。
外出先でコンセントがない場所で使う場合は、別途モバイルバッテリーを用意する必要があります。
これらの点は、購入前に自身の使用環境と照らし合わせておくべき重要なポイントです。
ZOOM G2X FOURのリアルな音質
G2X FOURの音質は、新技術「マルチレイヤーIR」の恩恵を大きく受けており、クリアで解像度の高いサウンドが特徴です。
しかし、そのサウンドにはZOOM製品特有の傾向も見られ、評価はユーザーの好みによって分かれる側面もあります。
高く評価されるポイント
多くのレビューで共通して高く評価されているのは、サウンドの「クリアさ」と「解像度」です。
特に、ヘッドホンで聴いたり、オケと合わせて演奏したりした際に、自分のギターの音が埋もれずにくっきりと聞こえるという意見が多く見られます。
これは、一世代前のマルチエフェクターと比較して、音の分離感が格段に向上していることを示しています。
また、プロギタリストのAssH氏もレビューで「ピッキングのダイナミクスにもきちんとサウンドが追従してくれる」と語っており、マルチレイヤーIRがもたらすリアルな演奏感はプロからも評価されています。
さらに、ZOOM製品に定評のあるノイズリダクション機能「NZR」も非常に優秀で、ハイゲインな設定でも演奏していない時は驚くほど静かです。
この静粛性が、結果的にサウンド全体のクリアさに貢献しています。
好みが分かれる可能性のある点
一方で、サウンドの傾向についてはいくつかの指摘があります。
一部のユーザーからは、「どのアンプモデルを選んでも、どこか似たような“ZOOMらしい音”がする」「少し鼻が詰まったようなサウンドに聞こえる」といった感想が寄せられています。
これは、サウンドに一貫性があると好意的に捉えることもできますが、多様なアンプの個性を忠実に再現してほしいと考えるユーザーにとっては、物足りなく感じるかもしれません。
また、ピッキングの強弱による「音量」の変化にはしっかり追従するものの、クリーンからクランチ、そしてディストーションへと滑らかに変化するような「音色」の追従性については、より高価格帯のモデルに一歩譲るという印象を持つユーザーもいるようです。
音の良し悪しは最終的に個人の主観によるところが大きいですが、G2X FOURは「クリアでモダンなサウンド」を基本としつつ、「ZOOMならではのサウンドキャラクター」を持つマルチエフェクターであると理解しておくと良いでしょう。
ZOOM G2X FOURの評判・口コミ
G2X FOURは、発売以来SNSやレビューサイトで多くのギタリストから様々な意見が寄せられています。
全体的には、その驚異的なコストパフォーマンスを称賛する声が大多数を占めています。
ポジティブな評判・口コミ
SNS上では、以下のようなポジティブな声が数多く見られます。
- 「1万円台でこの音質と機能は信じられない。完全に価格破壊。」
- 「マルチレイヤーIRが本当にすごい。弾いていて単純に楽しい。」
- 「フットスイッチが3つ(G2 FOURの場合)あるのがこの価格帯では唯一無二。使い勝手が良い。」
- 「操作が直感的でわかりやすいので、マルチエフェクター初心者にも自信を持っておすすめできる。」
- 「リズムマシンやルーパーが内蔵されているので、家で弾くだけでも十分楽しめる。」
このように、特に価格、音質、操作性、練習機能の4点がユーザーから高く評価されていることがわかります。
ネガティブ・改善を望む評判
一方で、製品の仕様や使い勝手に関して、改善を望む声も上がっています。
- 「PC版の編集ソフト『Guitar Lab』に対応していないのが不便。」
- 「スマホアプリが有料(100円~)なのは少し残念。」
- 「本体でエフェクトを選んでいる最中、そのエフェクト単体の音しか鳴らないため、全体の音を確認しながら音作りができない。」
- 「DSPの処理能力に限界があり、使いたいエフェクトを同時に複数使えないことがある。」
- 「パラメーターの表示時間が約3秒と短く、調整中に消えてしまう。」
これらの指摘は、主にソフトウェア面や、低価格を実現するためのハードウェア的な制約に起因するものです。
とはいえ、致命的な欠点というよりは「ここが改善されれば更に良くなる」という期待を込めた意見が多く、製品全体の満足度が非常に高いことを裏付けているとも言えるでしょう。
ZOOM G2X FOURの利便性をレビュー解説
ZOOM G2X FOURのおすすめな点
G2X FOURの魅力は、優れた音質だけでなく、ギタリストの日々の音楽活動をサポートする数々の便利な機能にあります。
ここでは、特にユーザーから高く評価されている「おすすめな点」を具体的に解説します。
物理ノブによる瞬時の音質調整
ライブハウスやスタジオで、アンプから出る音を微調整したい場面は頻繁にあります。
G2X FOURは、本体下部に4つの物理ノブが配置されており、これらが全体の音質を調整するグローバルEQ(Lo/Mid/Hi)とマスターボリュームに割り当てられています。
これにより、メニュー画面を深く掘り下げることなく、足元の操作だけで瞬時に全体のサウンドを補正できます。
この機能は、特にアンプのリターン端子に接続する際に絶大な効果を発揮し、環境の変化に素早く対応できる大きなアドバンテージとなります。
練習の質を高めるルーパーとリズム機能
本体には、最長80秒(モノラル)のルーパー機能と、68種類もの多彩なリズムパターンが内蔵されています。
ルーパーを使えば、自分で弾いたコード進行をループさせてアドリブ練習をしたり、フレーズを重ねてアイデアを練ったりすることが可能です。
また、単調なメトロノームの代わりにリアルなドラムパターンに合わせて練習することで、リズム感を養いながら、より実践的で楽しいトレーニングが行えます。
急にドラマーが不在になったスタジオ練習で、簡易的なドラムマシンとしてPAに接続するといった活用法も考えられます。
自宅練習からDTMまでカバーする接続性
G2X FOURは、自宅での練習環境を充実させる端子類を完備しています。
AUX IN端子にスマートフォンや音楽プレイヤーを接続すれば、好きな曲やバッキングトラックを流しながらギターを演奏できます。
ヘッドホン端子も搭載しているため、夜間や集合住宅でも周囲を気にせず練習に集中できるのは大きなメリットです。
さらに、USBケーブルでPCやMacと接続すれば、G2X FOURがオーディオインターフェイスとして機能します。
これにより、DAWソフトを使った本格的なレコーディング(宅録)も、この一台で手軽に始めることができます。
場所を選ばない電源供給
前述の通り、G2X FOURはUSBバスパワーでの駆動に対応しています。
PCに接続する際はもちろん、市販のモバイルバッテリーからも電源を供給できるため、コンセントの場所を気にせずに使用できます。
スタジオでのコンセント争奪戦を回避したり、電源環境に起因するノイズ問題を避けやすくなったりと、実用上のメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
g2x fourと人気機種gt-1を比較
マルチエフェクター選びにおいて、ZOOM G2X FOURとしばしば比較対象となるのが、BOSSのロングセラーモデル「GT-1」です。
どちらも初心者から中級者に人気のモデルですが、その設計思想や特徴には明確な違いがあります。
ここでは、両者を比較し、それぞれの強みを明らかにします。
項目 | ZOOM G2X FOUR | BOSS GT-1 |
---|---|---|
発売年 | 2022年 | 2016年 |
価格帯(参考) | 約17,000円 | 約24,200円 |
サウンド技術 | マルチレイヤーIR | COSMモデリング |
エフェクト数 | 79種類 | 108種類 |
ループ機能 | 80秒 | 32秒 |
リズムパターン | 68種類 | 非搭載 |
電池駆動 | 不可(USB給電のみ) | 対応(アルカリ電池で約7時間) |
重量 | 951g | 1.3kg |
特徴 | 最新技術、高コスパ、練習機能 | 定番サウンド、堅牢性、電池駆動 |
ZOOM G2X FOURが優れる点
G2X FOURの最大の強みは、2022年発売という新しさがもたらす「最新技術」と「コストパフォーマンス」です。
マルチレイヤーIRによるリアルなアンプサウンドは、GT-1が採用するCOSMモデリングよりも新しい世代の技術であり、ピッキングへの追従性において優位性があります。
また、68種類のリズムパターンや80秒のルーパーなど、練習に役立つ機能が充実している点も大きな魅力です。
価格もGT-1より抑えられており、最新のサウンドと多機能性を求めるならG2X FOURが有力な選択肢となります。
BOSS GT-1が優れる点
一方、GT-1は「定番の安心感」と「実用性」で勝ります。
長年にわたり世界中のギタリストに愛されてきたBOSSならではの、太く存在感のあるサウンドは、多くの楽曲で耳にする「あの音」を簡単に出すことができます。
108種類という豊富なエフェクト数も魅力で、より多彩な音作りが可能です。
そして、GT-1の大きなアドバンテージが「電池駆動」に対応している点です。
路上ライブや電源の確保が難しい場所でも手軽に使えるフットワークの軽さは、G2X FOURにはないメリットです。
堅牢な金属製の筐体も、ライブなどでタフに使う上で安心感があります。
まとめ:どちらを選ぶべきか
- G2X FOURがおすすめな人: 最新のリアルなアンプサウンドを追求したい、コストを抑えたい、リズムマシンなどを使って楽しく練習したい。
- GT-1がおすすめな人: 多くのプロが使う定番のBOSSサウンドが欲しい、たくさんのエフェクトを試したい、電池駆動で場所を選ばず使いたい。
このように、両者の特徴を理解し、自分のプレイスタイルや求めるサウンドに合わせて選ぶことが重要です。
zoom g2 fourとエクスプレッションペダル
G2X FOURのモデル名にある「X」は、エクスプレッションペダルが搭載されていることを意味します。
このペダルは、単なる付属品ではなく、ギターの表現力を大きく拡張するための重要な機能です。
ここでは、エクスプレッションペダルの役割と、ペダルレスモデル「G2 FOUR」との違いについて解説します。
エクスプレッションペダルの役割
エクスプレッションペダルは、足で操作することでエフェクトの特定のパラメーターをリアルタイムにコントロールできる装置です。
主な使い方は以下の通りです。
- ボリュームペダル: 演奏中に音量をスムーズに調整します。バイオリン奏法のような表現も可能です。
- ワウペダル: 「ワウワウ」という特徴的な効果を生み出します。ファンキーなカッティングやロックのギターソロで多用されます。
- ピッチベンド: ペダルを踏み込むことで音程を変化させ、アームを使ったような効果を得られます。
- ディレイタイムやモジュレーションの深さの調整: 各エフェクトの効果のかかり具合をリアルタイムで変化させ、よりダイナミックなサウンドを創出します。
このように、エクスプレッションペダルを使いこなすことで、演奏に表情と抑揚を与えることができます。
G2X FOUR(ペダル有り) vs G2 FOUR(ペダル無し)
ZOOMは、ペダル一体型の「G2X FOUR」と、ペダル無しの「G2 FOUR」という2つのモデルを用意しています。
G2 FOURにはエクスプレッションペダルがありませんが、背面の「CONTROL IN」端子に別売りのエクスプレッションペダル(例: ZOOM FP02M)を接続することで、G2X FOURと全く同じ機能を使えるようになります。
この選択肢には、それぞれメリットとデメリットが存在します。
- G2X FOUR(一体型)のメリット:
- 購入してすぐにペダル機能を使える。
- セッティングが簡単で、持ち運びも一体で済む。
- G2 FOUR(後付け)のメリット:
- 本体がよりコンパクトで軽量。普段ペダルを使わない場合は持ち運びが楽。
- ペダルは消耗品であり壊れやすい部分だが、後付けならペダルだけを買い替えれば本体は長く使える。
- 自分の好みのエクスプレッションペダルを選ぶことができる(互換性は要確認)。
ペダルを頻繁に使うことが決まっているなら一体型のG2X FOURが、携帯性や将来的なメンテナンス性を重視するならG2 FOURと別売りペダルの組み合わせが、それぞれ良い選択となるでしょう。
zoom g2 fourの便利なスマホ接続
G2X FOUR(およびG2 FOUR)は、専用のスマートフォンアプリ「Handy Guitar Lab」と連携することで、その真価をさらに発揮します。
本体の操作だけでも十分音作りは可能ですが、スマホの画面を使うことで、より直感的で効率的なエディットが実現します。
アプリでできること
「Handy Guitar Lab」アプリ(iOS/Android対応)をUSBケーブルで接続すると、以下の操作が可能になります。
- プリセットの編集と管理: スマホのタッチスクリーン上でエフェクトの並び替えやパラメーターの調整ができます。PCの大画面には及ばないものの、本体の小さな液晶とノブで操作するより格段にスピーディーです。
- エフェクトの追加・削除: ZOOMのサーバーから新しいエフェクトをダウンロードして本体に追加したり、使わないエフェクトを削除して本体のメモリを整理したりできます。
- プリセットのバックアップ: 作成したプリセットをスマホにバックアップしておくことができます。
接続時の注意点
スマホとの接続には、いくつか注意すべき点があります。
まず、このアプリは有料です(2024年現在、100円~160円程度)。
また、使用するUSBケーブルにも注意が必要です。
一部のユーザーレビューによると、通常の充電用USBケーブルでは認識せず、「OTG(On-The-Go)対応」と明記されたケーブルを使用することで正常に接続できたという報告が多数あります。
さらにiPhoneユーザーの場合、機種によってはApple純正の「Lightning – USBカメラアダプタ」が別途必要になることがあります。
アプリとPCソフトに関する課題
利便性が高い一方で、ソフトウェア面にはいくつかの課題も指摘されています。
前述の通り、アプリのUI(ユーザーインターフェース)が一部で使いにくいと感じる部分があるようです。
そして最も大きな点は、G2X FOURがPC用の編集ソフト「Guitar Lab」に非対応であることです。
ZOOMの他の多くのマルチエフェクターが対応している中で、G2X FOURが非対応な点を残念に思うユーザーは少なくありません。
とはいえ、これらの点を差し引いても、スマホで手軽に詳細な音作りができるメリットは大きく、G2X FOURの価値を高める重要な機能であることに変わりはありません。
まとめ:ZOOM G2X FOURのレビュー解説と購入ガイド
- ZOOM G2X FOURは革新的な「マルチレイヤーIR」技術を搭載し、リアルなアンプサウンドを実現する
- 1万円台から購入可能で、非常に高いコストパフォーマンスを誇る
- 起動時に出力先を選択できたり、物理ノブでグローバルEQを調整できたりと、操作性が直感的で分かりやすい
- 80秒のルーパーと68種類のリズムマシンを内蔵し、練習機能が充実している
- ACアダプタのほか、USBバスパワー(モバイルバッテリー)での駆動に対応し、場所を選ばない
- ライバル機のBOSS GT-1と比較すると、最新技術とコスパで優位に立つ
- エクスプレッションペダル一体型の「G2X FOUR」と、後付け可能な「G2 FOUR」から選択できる
- スマホアプリ「Handy Guitar Lab」との連携で、より詳細な音作りやプリセット管理が可能となる
- 音質はクリアで解像度が高い一方、ZOOM製品特有のサウンド傾向があり、好みは分かれる可能性がある
- 初心者から、手軽なサブ機を求める中級者まで、幅広いギタリストにおすすめできる一台である