「手軽で高機能なマルチエフェクターが欲しいけど、どれを選べばいいかわからない…」
「SONICAKE Pocket Masterが話題だけど、実際の音質や使い勝手はどうなの?」
そんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
Pocket Masterは、そのコンパクトな見た目と驚きの価格で多くのギタリストの注目を集めています。
しかし、その実力は本物なのか、購入してから後悔しないか、気になる点は多いはずです。
この記事では、Pocket Masterの音質、特徴、リアルな評判・口コミから、具体的な使い方、注意点まで、あらゆる情報を網羅的にレビュー解説します。
最後まで読めば、あなたがPocket Masterを手に入れるべきかどうかが明確になるでしょう。
結論:Pocket Masterは「遊べるサブ機」として最強のマルチエフェクター

【8,800円】価格破壊レベルの機能と音質を凝縮した一台
SONICAKE Pocket Masterは、約8,800円という衝撃的な価格でありながら、価格以上の機能とサウンドクオリティを実現したマルチエフェクターです。
手のひらサイズの筐体に、多彩なアンプモデル、エフェクト、IR/NAM対応、オーディオインターフェース機能、練習に便利なリズムマシンやルーパーまで搭載しています。
これまで数万円クラスのマルチエフェクターでしか実現できなかったような本格的な音作りが、この一台で手軽に楽しめる点が最大の魅力と言えるでしょう。
Pocket Masterはこんな人におすすめ!3つのタイプを解説
Pocket Masterは、特に以下のようなギタリストに最適な選択肢となります。
1つ目は、手軽に良い音で練習したい初心者から中級者の方です。
スマホアプリで直感的に操作でき、ヘッドホンを繋ぐだけでどこでも練習できるため、最初のマルチエクターとしても最適です。
2つ目は、持ち運び用のサブ機を探している経験者の方です。
充電式で軽量なため、スタジオセッションやちょっとしたライブ、旅行先への持ち込みに非常に便利です。
3つ目は、宅録やDTMを手軽に始めたい方です。
USBケーブル一本でPCに接続でき、オーディオインターフェースとして機能するため、複雑な設定なしでレコーディングを開始できます。
購入前に知っておくべき注意点とデメリットは?
多くのメリットがある一方で、Pocket Masterにはいくつかの注意点も存在します。
本体のボタンとダイヤルだけでの詳細な音作りは、画面が小さいため慣れが必要です。
また、話題のNAM機能を使用する際は、内蔵のキャビネットシミュレーターが自動的にオフになるという仕様上の制限があります。
さらに、一部のユーザーからは音のハイ落ち感や、わずかなレイテンシー(音の遅延)を指摘する声も見られます。
これらの点を理解した上で、自身の使い方に合うかどうかを判断することが重要です。
Pocket Masterのリアルな評判・口コミを徹底調査
【高評価】ポジティブな口コミまとめ「コスパ最高」「音が想像以上に良い」
Pocket Masterに関する高評価の口コミで最も多く見られるのは、「圧倒的なコストパフォーマンス」に関する声です。
「8,800円でこの音と機能は信じられない」「練習用としては十分すぎるクオリティ」といった意見が多数を占めています。
また、音質に関しても「デジタル臭さがなく自然」「クリーンやクランチの音が特に良い」と、価格からは想像できないほどのサウンドクオリティに驚く声が上がっています。
充電式であることの利便性や、スマホアプリの使いやすさも高く評価されています。
【低評価】ネガティブな口コミまとめ「本体操作が難しい」「人を選ぶ」
一方で、ネガティブな評価としては「本体での操作性の悪さ」が挙げられます。
「ディスプレイが小さく、パラメーターの調整がしにくい」「結局スマホアプリがないと厳しい」という意見があり、ガジェットの操作が苦手な方には不向きかもしれません。
音質面では、「全体的に音がこもりがち(ハイ落ちする)」「わずかな遅延が気になる」といった、よりシビアな耳を持つユーザーからの指摘も見られます。
また、「ルーパーの録音時間が10秒と短い」など、特定の機能に対する不満点も散見されます。
人気YouTuberたちのレビューから見る評価のポイント
多くのギター系YouTuberがPocket Masterのレビュー動画を公開しており、その評価はおおむね好意的です。
共通して評価されているのは、やはり価格に見合わないサウンドクオリティと機能性です。
特に、プリセットの「Sweets Overdrive」のブルージーなサウンドや、アンビエント系の美しい空間系エフェクトは、多くのレビュワーから絶賛されています。
一方で、プロの視点からは、あくまで「手軽に使えるサブ機」や「練習用ツール」としての評価が中心であり、メイン機材として本格的なライブで使用するには限界があるという見解が一般的です。
Pocket Masterの5大特徴|なぜここまで話題なのか?

特徴①:革命的な充電式&ポケットサイズで持ち運びが超便利
Pocket Masterの最大の特徴は、内蔵バッテリーによる充電式であることです。
これにより、電源アダプターや電池が不要となり、ギターとシールド、ヘッドホンさえあれば、文字通りどこでも演奏環境を構築できます。
公式では3~4時間の連続使用が可能とされており、休憩中にUSBで充電すれば長時間の練習にも対応可能です。
重量約194gという驚異的な軽さとコンパクトさも相まって、その携帯性は他のマルチエフェクターの追随を許しません。
特徴②:スマホアプリ連携で直感的な音作りが可能
専用のスマホアプリ「SONICLINK」とBluetoothで接続することで、音作りが飛躍的に簡単になります。
エフェクトの並び替えはドラッグ&ドロップで直感的に行え、各エフェクトのパラメーターもスマートフォンの画面上で視覚的に調整できます。
本体の小さな画面とボタンで操作する煩わしさから解放され、初心者でも迷うことなく理想のサウンドを追求できる点は、大きなメリットです。
特徴③:話題のNAM・IR機能でプロのサウンドをインポートできる
この価格帯でありながら、サードパーティ製のIR(インパルスレスポンス)データとNAM(Neural Amp Modeler)プロファイルをそれぞれ5つまで本体にインポートできる機能を搭載しています。
IRはスピーカーキャビネットの響きを再現するデータで、これを取り込むことでサウンドのリアルさが格段に向上します。
NAMはAI技術で実在のアンプをキャプチャーしたデータであり、これにより憧れのアンプサウンドを手軽に試すことが可能です。
特徴④:USBオーディオインターフェース内蔵で宅録も簡単
Pocket Masterは、USB Type-CケーブルでPCやスマートフォンに接続するだけで、2in/2outのオーディオインターフェースとして機能します。
これにより、DAWソフト(音楽制作ソフト)への録音が非常に簡単に行えます。
複雑な機材や配線は不要で、ギターの音を高音質のままデジタルで記録できるため、これから宅録を始めたいと考えている方にとって最適な一台です。
特徴⑤:ドラムマシンやルーパーなど練習機能も充実
本体にはチューナーはもちろん、99種類のリズムパターンを持つドラムマシンと、最大10秒(アップデートで延長の可能性あり)の録音が可能なルーパー機能が内蔵されています。
ドラムマシンに合わせて練習すればリズム感を養うことができ、ルーパーを使えばバッキングを録音してソロの練習をするなど、実践的なトレーニングが可能です。
これらの機能は、日々の練習をより楽しく、効率的にしてくれます。
【音質レビュー】実際のサウンドは価格以上か?系統別に解説

全体の音質傾向:デジタル臭さがなく自然で温かみのあるサウンド
Pocket Masterのサウンドは、一昔前の安価なマルチエフェクターにありがちだった「デジタル臭さ」や「音がモコモコする」といった印象がほとんどありません。
全体的に自然で温かみがあり、ピッキングのニュアンスにもしっかりと追従してくれます。
特にアナログ回路部分でのコストカットの影響か、高音域がやや抑えめに聴こえる「ハイ落ち」感を指摘する声もありますが、それがかえって耳馴染みの良い、まとまりのあるサウンドに繋がっているとも言えます。
クリーン/クランチの音質:特に評価が高いクリアなトーン
Pocket Masterのサウンドの中で、特に評価が高いのがクリーンとクランチのトーンです。
Fender系アンプをモデリングしたサウンドは透明感があり、ライン録音でもアンプらしい有機的な響きを感じさせます。
ボリュームを絞った際の追従性も高く、手元の操作だけでクリーンからクランチまでを滑らかに行き来できる表現力を持っています。
ブルースやジャズ、ポップス系のギタリストにとっては、このクオリティだけでも十分に価値があると感じられるでしょう。
歪み(ディストーション)の音質:モダンハイゲインまでしっかりカバー
歪みサウンドも多彩なジャンルに対応できるクオリティを備えています。
Marshall系を中心とした定番のロックサウンドから、Soldano SLO100をモデルにしたモダンなハイゲインサウンドまで、幅広い歪みが得られます。
内蔵のノイズゲートの効きも良く、ヘヴィなリフを刻んでも不要なノイズをしっかりとカットしてくれます。
歪みの粒立ちも価格を考えれば非常に優秀で、リードプレイでも埋もれない存在感のあるサウンドメイクが可能です。
空間系エフェクトの音質:ディレイ・リバーブのクオリティは十分
ディレイやリバーブといった空間系エフェクトも、非常に自然で美しい効果が得られます。
特にホールリバーブの広がりや、アンビエント系の幻想的なプリセットは評価が高く、音楽制作にも活用できるレベルです。
モジュレーション系エフェクト(コーラス、フェイザーなど)も基本的なものは揃っており、サウンドに彩りを加える上で十分なクオリティを持っています。
ベースで使った場合の音質とおすすめ設定
Pocket Masterはベース用のエフェクトやアンプモデルも内蔵しており、ベーシストにも対応しています。
指弾き、ピック弾き、スラップなど、奏法に合わせたプリセットも用意されており、十分に実用的なサウンドが得られます。
面白い使い方として、ギター用のアンプモデル(例:Soldano)をベースに適用することで、独特のドライブサウンドを作ることも可能です。
ベース専用機には劣る部分もありますが、自宅練習や簡単なレコーディングでは活躍するでしょう。
Pocket Masterの注意点とデメリット|購入前に必ずチェック
注意点①:本体だけでの操作は初心者には難しい?
Pocket Masterの物理的なインターフェースは、1つのダイヤルと2つのボタンのみと非常にシンプルです。
これによりコンパクトさを実現していますが、反面、本体だけでの詳細なエディットは階層が深くなり、直感的とは言えません。
エフェクターの知識がある中上級者であれば慣れで対応できますが、初心者の方はBluetoothで接続するスマホアプリ「SONICLINK」の使用が前提と考えた方が良いでしょう。
アプリを使えば操作性は格段に向上します。
注意点②:NAM利用時はキャビシミュが使えないという制限
高度な機能であるNAM(Neural Amp Modeler)プロファイルを使用する際、仕様上、内蔵のIRキャビネットシミュレーターが自動的に無効化されます。
これは、Pocket MasterのDSP処理能力の限界によるものと推測されます。
そのため、NAMを使用する場合は、アンプヘッドとキャビネットの両方を含んだプロファイルデータを用意する必要があります。
この制限を知らないと、アンプヘッドのみのNAMデータを読み込んでもスピーカーを通さないライン直のような音になってしまうため注意が必要です。
注意点③:ハイ落ち感やレイテンシー(遅延)を指摘する声も
音質面でのデメリットとして、一部のユーザーから高音域が減衰して聴こえる「ハイ落ち感」が指摘されています。
これは、アナログ出力回路の特性によるものと考えられ、デジタル録音した音源と比較すると顕著に感じられる場合があります。
また、ピッキングしてから音が出るまでのごくわずかな遅延(レイテンシー)を感じるという声もあります。
ほとんどの人は気にならないレベルですが、タイミングに非常にシビアな方や、他の高品質な機材に慣れている方は違和感を覚える可能性があります。
注意点④:フットスイッチとしての本格利用は推奨されない
本体下部にある矢印ボタンは、足で踏んでプリセットを切り替えることも不可能ではありません。
しかし、筐体はプラスチック製であり、スイッチも基盤に直接取り付けられた小型のものが使われている可能性が高いです。
そのため、ライブなどで強く踏みつけるような使い方は故障の原因となる可能性があり、推奨されません。
あくまで卓上やポケットに入れて手で操作するか、そっと足で操作する程度の使用に留めるべきでしょう。
Pocket Masterのスペックと使い方を完全ガイド

詳細スペック一覧(サイズ、重量、端子、エフェクト数など)
Pocket Masterの主なスペックを以下にまとめます。
項目 | 仕様 |
---|---|
エフェクト数 | 100種類以上 |
アンプモデル | 20種類(ギター/ベース/アコギ) |
IRキャビネット | 15種類 + ユーザーIR 5枠 |
NAM対応 | ユーザーNAM 5枠 |
同時使用モジュール | 9個 |
プリセット数 | 100(ファクトリー50 + ユーザー50) |
ドラムパターン | 99種類 |
ルーパー | 10秒 |
接続端子 | インプット、アウトプット(ヘッドホン対応)、USB-C(充電用)、USB-C(PC接続用) |
バッテリー | 1000mAh内蔵リチウムバッテリー(最大4時間駆動) |
サイズ(W×D×H) | 103.5mm × 85mm × 28.5mm |
重量 | 194g |
A/D/A変換 | 24-bit / 44.1kHz |
基本的な使い方:電源の入れ方から音を出すまで
Pocket Masterの使い方は非常にシンプルです。
- 本体側面のインプット端子にギターからのシールドを接続します。
- アウトプット端子にヘッドホンまたはアンプへのシールドを接続します。
- 中央の「VALUE / VOL」ノブを長押しして電源を入れます。
- 左右の矢印ボタンでプリセットを切り替え、好みのサウンドを選びます。
- 「VALUE / VOL」ノブを回すと全体の音量が調整できます。
これだけで、すぐに演奏を始めることが可能です。
【推奨】専用アプリ「SONICLINK」での音作り・設定方法
より詳細な音作りを行うには、専用アプリ「SONICLINK」の使用を強く推奨します。
- スマートフォンで「SONICLINK」アプリをダウンロードします。
- Pocket Masterの電源を入れ、Bluetoothをオンにします。
- アプリを起動し、Pocket Masterとペアリングします。
- アプリ画面にエフェクトチェーンが表示されるので、エフェクトのアイコンをタップしてオンオフやパラメーター調整を行います。
- エフェクトの順番は、アイコンをドラッグ&ドロップすることで自由に入れ替えられます。
直感的な操作で、自分だけのオリジナルサウンドを簡単に作成できます。
PCとの接続方法とファームウェアアップデートの手順
PCと接続することで、オーディオインターフェースとしての使用やファームウェアのアップデートが可能です。
- SONICAKE公式サイトから、PC用のソフトウェアと最新のファームウェアをダウンロードします。
- 本体側面のPC接続用USB-C端子とPCをケーブルで接続します。
- ダウンロードしたソフトウェアを起動すると、プリセットの管理やIR/NAMデータのインポートができます。
- ファームウェアのアップデートも、ソフトウェアの指示に従って簡単に行うことができます。
定期的に公式サイトをチェックし、最新の状態に保つことをおすすめします。
【価格情報】Pocket Masterはどこで買うのが一番お得?
新品の価格と正規販売店情報
SONICAKE Pocket Masterの新品価格は、2025年7月現在、税込8,800円前後で販売されています。
日本の正規代理店であるHOTONE JAPANのオンラインストアや、大手楽器店、AmazonなどのECサイトで購入することが可能です。
価格が非常にリーズナブルなため、販売店による価格差はほとんどありません。
安心して購入するためにも、保証が受けられる正規販売店での購入をおすすめします。
中古での購入はアリ?メルカリなどでの価格相場
発売から時間が経ち、メルカリなどのフリマアプリでも中古品が出回るようになっています。
中古市場での価格相場は、状態にもよりますが8,000円前後と、新品価格と大きな差はない傾向にあります。
新品との価格差が少ないことや、内蔵バッテリーの消耗のリスクを考えると、基本的には新品での購入が安心です。
少しでも安く手に入れたい場合は、出品者の評価や商品の状態をよく確認してから購入しましょう。
カラーバリエーションと付属品一覧
Pocket Masterは、そのガジェットライクなデザインを活かした豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。
定番のブラックやグレーに加え、ホワイト、ピンク、パープル、そしてスケルトン仕様のクリアブラック、クリアホワイト、クリアグリーンなどがラインナップされています。
付属品は、USB Type-Cケーブル2本と、ベルトなどに引っ掛けるためのクリップが同梱されています。
専用ケースは別売り(880円)となっているため、持ち運びが多い方は合わせて購入を検討すると良いでしょう。
【競合比較】他の人気小型マルチと何が違う?
vs NUX MG-300:機能性と操作性の違い
NUX MG-300は、1万円台半ばで販売されている人気の小型マルチです。
Pocket Masterと比較すると、フットスイッチやエクスプレッションペダルを搭載しており、ライブでの操作性に優れています。
一方で、Pocket Masterは充電式でよりコンパクトであるため、携帯性では圧倒的に有利です。
手軽さや持ち運びやすさを最優先するならPocket Master、ライブでの使用も視野に入れるならMG-300が良い選択肢となるでしょう。
vs ZOOM G2 FOUR:定番モデルとの比較
ZOOM G2 FOURも1万円台で人気の定番モデルです。
ZOOM製品は長年の実績があり、サウンドクオリティや操作性には定評があります。
G2 FOURはより多くのフットスイッチを備え、しっかりとした筐体で耐久性も高いです。
Pocket Masterの強みは、NAM対応という先進性と、ポケットに入れて持ち運べる圧倒的なコンパクトさです。
ガジェットとしての楽しさや最新の機能を求めるならPocket Master、堅実な定番機を求めるならG2 FOURがおすすめです。
vs Valeton GP-5:NAM対応機としての違い
Valeton GP-5は、1万2千円前後で購入できるNAM対応のマルチエフェクターです。
Pocket Masterと同じくNAM機能が特徴ですが、GP-5はより多くのエフェクトを搭載しています。
しかし、Pocket Masterは充電式バッテリーを内蔵している点が大きなアドバンテージです。
電源の確保が難しい場所での使用や、配線をシンプルにしたい場合はPocket Masterが優位です。
vs BOSS KATANA:GO:ヘッドホンアンプとしての比較
BOSS KATANA:GOは、ギターに直接挿して使用するヘッドホンアンプです。
Pocket Masterと同様に、手軽に高音質なサウンドで練習できる点が魅力です。
KATANA:GOはさらにコンパクトで、立体音響技術による没入感のある練習が可能です。
一方、Pocket Masterはルーパー機能やIR/NAM対応、オーディオインターフェース機能など、より多機能です。
純粋なヘッドホン練習を極めたいならKATANA:GO、練習から録音、音作りまで幅広く楽しみたいならPocket Masterが適しています。
SONICAKE Pocket Masterに関するよくある質問(FAQ)
Q. ギター初心者でも問題なく使えますか?
はい、問題なく使えます。
特に専用アプリ「SONICLINK」を使えば、スマートフォンの画面で直感的に音作りができるため、エフェクターの知識がなくても簡単に楽しむことができます。
豊富なプリセットが用意されているので、まずはそこから好みの音を探してみるのがおすすめです。
Q. ライブでメイン機材として使えますか?
小規模なライブやセッションであれば活用可能ですが、メイン機材として本格的なライブで使用するにはいくつかの制約があります。
フットスイッチがないため、曲中での頻繁なプリセット切り替えは困難です。
また、耐久性の面でもプラスチック筐体であるため、プロの過酷な使用環境には向いていません。
あくまでサブ機や、音色変更の少ないシンプルな編成での使用と考えるのが現実的です。
Q. バッテリーはどのくらい持ちますか?
公式のスペックでは、最大4時間の連続使用が可能とされています。
実際の使用感としては、使い方にもよりますが3~4時間は問題なく使えるというレビューが多く見られます。
USB Type-Cで充電できるため、スマートフォンのモバイルバッテリーなどからも給電可能で、長時間の練習でも安心です。
Q. ベースでも本当に使えますか?
はい、使用可能です。
Pocket Masterにはベース用のアンプモデルやキャビネットシミュレーター、エフェクトが収録されています。
プリセットにもベース用のものが用意されており、十分実用的なサウンドを得ることができます。
本格的なベース専用機には及ばない部分もありますが、自宅での練習やデモ音源の作成には問題なく対応できるでしょう。
まとめ:SONICAKE Pocket Master レビュー解説
改めてわかるPocket Masterのメリット・デメリット
Pocket Masterは、8,800円という価格で常識を覆す機能とサウンドを実現した、画期的なマルチエフェクターです。
最大のメリットは、充電式による圧倒的な携帯性と、スマホアプリによる簡単な操作性、そしてIR/NAM対応という高い拡張性です。
一方で、本体のみでの操作の難しさや、NAM使用時の機能制限、プロの現場で使うには心許ない耐久性といったデメリットも存在します。
これらを総合的に判断することが重要です。
購入を「おすすめする人」と「しない人」
この製品の購入を強くおすすめするのは、「手軽に良い音で練習したい初心者」「持ち運び用のサブ機が欲しい中~上級者」「コストを抑えて宅録を始めたい人」です。
逆におすすめしないのは、「ライブでメイン機材としてガシガシ使いたい人」「PCやスマホを使わずに本体だけで音作りを完結させたい人」「音の遅延や音質にミリ単位でこだわるプロフェッショナル」です。
最終評価:ギタリストなら1台持っておいて損はない!
結論として、SONICAKE Pocket Masterは、多くのギタリストにとって「持っていて損はない」非常に魅力的なガジェットです。
メイン機材にはならないかもしれませんが、練習、セッション、宅録、旅行のお供など、あらゆる場面でギターライフをより豊かで便利なものにしてくれます。
この価格で得られる楽しさと可能性は、間違いなく値段以上です。
気になっているのであれば、ぜひ手に入れてその実力を体感してみてください。
- Pocket Masterは8,800円で価格以上の機能と音質を持つマルチエフェクターである
- 充電式バッテリーとポケットサイズによる圧倒的な携帯性が最大の特徴
- スマホアプリ「SONICLINK」連携で直感的かつ簡単な音作りが可能
- クリーンやクランチサウンドの評価が特に高く、自然で温かみのある音質
- 価格帯を超えたNAM・IR対応機能によりプロレベルのサウンド拡張性を実現
- USBオーディオインターフェース機能を内蔵し、手軽な宅録環境を構築できる
- 注意点として、本体のみでの操作性の悪さやNAM使用時の機能制限がある
- 一部ユーザーから音のハイ落ち感や僅かなレイテンシーが指摘されている
- ライブのメイン機材としては不向きだが、練習やサブ機としては最強の選択肢
- 初心者から上級者まで、ギタリストの遊び道具として非常に満足度の高い製品である