チェットアトキンスの使用ギターを徹底解説！愛器の遍歴とサウンドの秘密

「ミスター・ギター」と称され、数多くのギタリストに影響を与え続ける伝説、チェット・アトキンス。

彼の指先から紡ぎ出される、温かくも洗練されたトーンは、どのようにして生み出されていたのでしょうか。

その秘密の鍵を握るのが、彼が生涯をかけて探求し続けた「使用ギター」です。

この記事では、チェット・アトキンスが愛用したギターの遍歴を、グレッチ時代からギブソン時代まで詳細に追いかけます。

それぞれのチェットアトキンスモデルが持つ特徴や開発秘話、そして彼の独特な奏法とギターの関係性にも深く迫ります。

さらに、これから彼のサウンドを再現したい方に向けて、中古ギターの選び方から現行モデルのポイントまで、実践的な情報をお届けします。

チェット・アトキンスのギターの世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう。

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伝説のギタリスト、チェットアトキンスの使用ギター遍歴

チェットアトキンスの主要使用ギター遍歴

チェット・アトキンスのギタリストとしての歴史は、彼が理想のサウンドを追求し続けた機材の変遷の歴史そのものと言えます。

彼のギター遍歴は、単に新しいモデルへ乗り換えていったわけではなく、自身の音楽性や演奏環境の変化に対応するための、絶え間ない試行錯誤の連続でした。

キャリアの初期には、様々なブランドのギターを手にしましたが、彼の名を世界的に知らしめるきっかけとなったのは、1950年代半ばのグレッチ社との出会いです。

この時期に生まれたシグネチャーモデルは、彼の代名詞となりました。

しかし、彼は一本のギターに安住することなく、ライブでのフィードバック（ハウリング）問題の解決や、よりクリアで忠実なサウンドの実現を目指し、ギターの構造自体にまでアイデアを出し続けました。

そして1970年代末、彼は長年連れ添ったグレッチを離れ、ギブソン社へと移籍します。

これは、彼のキャリアにおける大きな転換点であり、ここからさらに革新的なギターが生まれることになります。

このように、チェット・アトキンスのギター遍歴を辿ることは、彼がいかにして「ミスター・ギター」と呼ばれる唯一無二のサウンドを築き上げたのかを理解する上で、不可欠な道のりなのです。

相棒グレッチとのチェットアトキンスモデル

チェット・アトキンスとグレッチ社の関係は、1954年のエンドースメント契約から始まり、彼のサウンドを決定づける極めて重要な時代を築きました。

このパートナーシップから数々のチェットアトキンスモデルが生まれましたが、特に彼の音楽的哲学が色濃く反映されたギターが存在します。

最初のシグネチャーモデルは、1955年に登場した「6120 Chet Atkins Hollow Body」です。

ウェスタン調の装飾が特徴的なこのモデルは、多くのギタリストに影響を与えましたが、チェット自身は、ライブでのフィードバックに悩まされていました。

そこで、彼のフィードバックに対する強いこだわりから生まれたのが「6122 Country Gentleman」です。

このモデルは、ボディの厚みを薄くしたシンライン構造や、fホールをボディに描くだけで実際には開口していない「シミュレイテッドfホール」を採用することで、ホロウボディの豊かな鳴りを保ちつつ、フィードバックを劇的に抑制することに成功しました。

さらに、彼のサウンドの核となるピックアップの開発もこの時期に行われます。

当時のピックアップのハムノイズに不満を持っていたチェットは、発明家のレイ・バッツと共に、ノイズレスでクリアな高音域を持つ「フィルタートロン」ピックアップを共同開発しました。

このピックアップの登場が、あの煌びやかで「トゥワンギー」と表現される、チェット・アトキンス・サウンドを完成させたのです。

グレッチ時代の主要モデルスペック比較

モデル名	登場年	ボディ構造	主な特徴
6120 Chet Atkins Hollow Body	1955年	フルホロウ	Gブランドロゴ、ウェスタンモチーフのインレイ、当初はディアルモンド製PU
6122 Country Gentleman	1957年	シンライン・ホロウ	シミュレイテッドfホール、ダブルカッタウェイ、フィルタートロンPU搭載
6119 Tennessean	1958年	シンライン・ホロウ	Country Gentlemanの廉価版、シンプルな装飾、シングルカッタウェイ

このように、グレッチ時代の彼のギターは、常にライブパフォーマンスでの実用性、特にフィードバックとの戦いを意識して進化していったことがわかります。

革新を生んだチェットアトキンスとギブソン

1970年代後半、チェット・アトキンスは大きな決断を下します。

約25年間にわたって良好な関係を築いてきたグレッチ社との契約を終了し、1979年にギブソン社へと移籍したのです。

この移籍の背景には、いくつかの理由がありました。

まず、当時のグレッチ社の経営体制の変更に伴う、ギターの品質管理への不満があったと言われています。

自身の名を冠したモデルのクオリティに、彼自身が納得できなくなっていたのです。

そしてもう一つは、彼の音楽的探求心が、従来のホロウボディギターの限界を超えた、新たな可能性を求めていたことです。

長年、彼を悩ませてきたフィードバック問題を根本的に解決し、なおかつアコースティックギターの自然な響きを忠実に再現できるギター。

その理想を実現するために、彼はギブソン社の持つ高い技術力と開発力に期待を寄せました。

この移籍は、単なるブランドの乗り換えではありませんでした。

ギブソンという新たなパートナーを得て、チェット・アトキンスは長年の夢であった革新的なギターの開発に着手します。

その開発過程では、ケンタッキー州の個人製作家（ルシアー）であったハスカル・ヘイルが製作したプロトタイプが大きな役割を果たしました。

チェットのアイデアを具現化したこのプロトタイプが、後のギブソン製シグネチャーモデルの基礎となったのです。

ギブソンとの協力関係は、彼のキャリア後期の音楽性を決定づける、全く新しいコンセプトのギターを生み出す土壌となりました。

ソリッドボディのギブソン チェットアトキンスSST

ギブソンに移籍したチェット・アトキンスが、ナイロン弦モデルと並行して開発したのが、スチール弦仕様の「SST (Solid Body Acoustic-Electric)」です。

このギターは、その名の通りソリッドボディ（一枚板のボディ）構造を持ちながら、アコースティックギターのサウンドを出力するという、非常に画期的なコンセプトを持っていました。

SSTが画期的だったのは、ボディの構造にあります。

一見すると完全なソリッドボディに見えますが、内部は響きをコントロールするために戦略的に空洞が設けられた「チェンバード構造」になっています。

これにより、ソリッドボディならではのフィードバックへの圧倒的な強さと、アコースティックギターのような豊かな空気感（エア感）を両立させることに成功しました。

ブリッジの下には高感度のピエゾピックアップが搭載され、プリアンプで音質を調整することで、ライン出力時でも非常に自然でリアルなアコースティック・サウンドを得ることが可能です。

このSSTは、大音量のバンドアンサンブルの中でもアコースティックな音色を埋もれさせることなく、かつフィードバックの心配も一切なく演奏できるため、多くのプロのギタリストから絶大な支持を受けました。

特に有名なのは、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーでしょう。

彼は自身の代表曲「Brothers in Arms」などでSSTを使用し、そのクリアで美しいトーンを世界中に知らしめました。

ギブソン チェットアトキンスSSTは、ライブステージでアコースティックギターのサウンドを求めるギタリストが抱える問題を、見事に解決した一本なのです。

唯一無二のチェットアトキンス エレガットギター

チェット・アトキンスがギブソンで実現したかった最大の夢、それが「大音量でもフィードバックを起こさない、実用的なナイロン弦ギター」の開発でした。

そしてその夢が結実したのが、「CE (Classical Electric)」およびそのカッタウェイ付きモデルである「CEC (Classical Electric Cutaway)」です。

一般的にクラシックギター（ガットギター）は、繊細で美しい音色を持つ一方で、マイクで音を拾うと非常にフィードバックしやすく、ライブでの使用には大きな困難が伴いました。

チェット自身も、その問題に長年頭を悩ませてきた一人です。

この問題を解決するために生まれたCE/CECは、前述のSSTと同様、チェンバード構造を持つソリッドボディを採用しています。

これにより、ナイロン弦特有の温かく柔らかな音の芯を保ちながら、大規模なコンサートホールやスタジアムのような大音量の環境でも、一切フィードバックを気にすることなく演奏できるという、前代未聞の性能を実現しました。

ピックアップシステムには、アコースティック用ピックアップの名門であるL.R. Baggs社製のものを搭載。

このシステムが、ナイロン弦の微細な振動を正確に捉え、プリアンプを通じて極めてナチュラルなトーンを出力します。

このチェットアトキンス エレガットギターは、クラシックやジャズ、カントリーといったジャンルを超えて、多くのギタリストに愛用されました。

それは、チェット・アトキンスという一人のギタリストの個人的な悩みの解決が、結果として多くのミュージシャンの表現の幅を広げる、普遍的な価値を持つ発明であったことを証明しています。

チェットアトキンスの使用ギターでサウンドを再現する

チェットアトキンス奏法と使用ギターの深い関係

チェット・アトキンスのあの流麗なサウンドは、単に良いギターを使ったから得られるものではなく、彼の独特な奏法と、その奏法を最大限に活かすためのギターの仕様が、奇跡的なレベルで融合して初めて生まれるものです。

彼の奏法の核となるのは、マール・トラヴィスの影響を受けた「トラヴィス・ピッキング」です。

これは、親指がピック（サムピック）を使って低音弦でベースラインやリズムを一定に刻みながら、人差し指、中指、薬指がメロディやハーモニーを奏でるという、非常に高度なフィンガーピッキング・スタイルです。

この奏法をクリアに聴かせるためには、ベース音とメロディ音が濁らず、綺麗に分離して聴こえる必要がありました。

ここに、彼がこだわったギターの仕様が関係してきます。

奏法を支えるギターの仕様

• ピックアップ: 彼が開発に関わったフィルタートロン・ピックアップは、まさにこの奏法のためにあったと言っても過言ではありません。高音域のきらびやかさと、一音一音の輪郭をはっきりと描き出す明瞭さを持ち合わせているため、複雑に絡み合うベースラインとメロディを、混ざり合うことなく鮮明に出力できたのです。
• ネックの仕様: 彼のシグネチャーモデルの多くは、フィンガーピッキングがしやすいように、ナット幅がやや広めに設計されています。これにより、各弦の間隔が広がり、指が弦を正確に捉えやすくなるという利点がありました。
• ハーモニクス奏法: チェットは、人工ハーモニクスを多用することでも知られています。右手の人差し指で弦に軽く触れ、同時に親指のサムピックでピッキングすることで、実音の1オクターブ上の美しい倍音を出すテクニックです。これもまた、クリアでサスティン（音の伸び）のあるギターでなければ効果的に響かせることはできません。

このように、チェット・アトキンス奏法と使用ギターは、どちらか一方が主役なのではなく、互いの性能を引き出し合う、切っても切れない深い関係性で結ばれているのです。

チェットアトキンスサウンドを再現するためのギター選びのポイント

チェット・アトキンスのサウンドに憧れ、自身のギターで再現してみたいと考える方は多いでしょう。

彼のサウンドを構成する要素は多岐にわたりますが、機材選びにおいて押さえるべき重要なポイントが3つあります。

それは「ギター本体の構造」「ピックアップの種類」「アンプとエフェクター」です。

ギター本体の選び方

彼のサウンドの根幹には、アコースティックな箱鳴り感があります。

そのため、基本的にはセミアコースティックギター（セミアコ）か、フルアコースティックギター（フルアコ）が選択肢の中心となります。

特に、フィードバック対策が施されたシンライン構造のモデルは、彼のコンセプトに近く、扱いやすいでしょう。

グレッチのギターが理想的ですが、予算に応じて他のブランドのセミアコを選ぶのも一つの方法です。

ピックアップの選択

最も重要な要素がピックアップです。

チェット・アトキンス・サウンドの心臓部である「フィルタートロン」タイプのピックアップは必須と言えます。

もしお使いのギターにハムバッカー・ピックアップが搭載されている場合、TV Jones社製などのフィルタートロン・タイプのピックアップに交換するだけで、サウンドは劇的に彼に近づきます。

フィルタートロンは、一般的なハムバッカーよりも出力が低く、高音域がクリアで、独特の煌びやかさを持っているのが特徴です。

アンプとエフェクター

チェットは一貫して、ギターの音を素直に出力するクリーンなサウンドを好みました。

そのため、アンプはFender社のDeluxe ReverbやTwin Reverbのように、クリーンチャンネルの評価が高いチューブアンプが最適です。

アンプのセッティングは、ゲインを抑えめにし、リバーブ（エコー）を少し深めにかけるのが基本です。

さらに、彼のサウンドの粒立ちを再現するためには、コンプレッサーを軽くかけると効果的です。

また、短いディレイ（スラップバック・ディレイ）を加えることで、初期のロカビリー的な響きを得ることもできます。

これらのポイントを踏まえ、ご自身の予算や環境に合わせて機材を選んでいくことが、チェット・アトキンス・サウンドへの近道となります。

グレッチのチェットアトキンスモデル中古購入時の注意点

ヴィンテージのグレッチ・チェットアトキンスモデルは、その歴史的価値と唯一無二のサウンドから、今なお多くのギタリストの憧れの的です。

しかし、古い楽器であるがゆえに、中古で購入する際にはいくつかの重要な注意点が存在します。

憧れだけで飛びつくと、後から高額な修理費用が発生する可能性もあるため、以下のポイントを必ず確認するようにしましょう。

バインディングの劣化（Binding Rot）

最も注意すべき点が、ボディやネックの縁に巻かれているプラスチック製の装飾「バインディング」の経年劣化です。

特に1960年代から70年代にかけて製造されたグレッチのギターは、当時のバインディングの材質が原因で、時間と共にボロボロに崩れたり、縮んで剥がれたりする「バインディング・ロット」と呼ばれる現象が起きやすいことで知られています。

この修理は非常に手間がかかり、専門の工房に依頼すると数十万円という高額な費用がかかるケースも少なくありません。

購入前には、バインディングにひび割れや浮き、崩れがないか、入念にチェックすることが不可欠です。

ネックの状態

長年弦の張力がかかり続けることで、ネックが反ったり、ボディとの接合部（ネックジョイント）が浮き上がったりしていることがあります。

「ネックリセット」と呼ばれる、ネックを一度外して正しい角度で再接着する修理が必要な場合も多く、これもまた高額なリペアとなります。

弦高が異常に高くないか、ハイポジションで音詰まりがないかを確認しましょう。

パーツのオリジナル度

ピックアップやペグ（糸巻き）、ブリッジ、ノブなどが、オリジナルの状態から交換されていないかも価値を左右する重要なポイントです。

もちろん、演奏性を向上させるために交換されている場合もありますが、ヴィンテージとしての価値を重視するならば、オリジナルパーツが揃っている個体を選ぶのが望ましいと言えます。

これらの点を総合的に判断し、信頼できる楽器店で購入することをお勧めします。

ギブソンのチェットアトキンス中古市場と選び方

ギブソン製のチェット・アトキンスモデル（SSTおよびCE/CEC）は、グレッチのヴィンテージモデルに比べると比較的新しい年代のものが多く、中古市場でも比較的見つけやすいかもしれません。

しかし、これらにも特有のチェックポイントが存在します。

購入を検討する際には、以下の点に注意して選ぶと良いでしょう。

プリアンプの動作確認

ギブソン・チェット・アトキンスモデルの心臓部とも言えるのが、L.R. Baggs社製のプリアンプ・システムです。

中古品の場合、この電気系統に問題が出ていることがあります。

購入時には必ずアンプに繋ぎ、ボリュームやトーンのノブを回してガリ（ノイズ）が出ないか、音量が途切れたりしないかを確認してください。

また、バッテリーボックスの端子が腐食していないかも見ておきましょう。

プリアンプ自体が故障している場合、修理や交換には専門的な知識と費用が必要になります。

ジャック周りの状態

ボディサイドにあるアウトプットジャック部分は、シールドケーブルの抜き差しによって負荷がかかりやすい場所です。

ジャック周辺の木部にひび割れがないか、ジャックがぐらついていないかを確認しましょう。

修理は可能ですが、状態によっては手間のかかる作業になることもあります。

代替ピックアップシステムへの交換

前述の通り、オリジナルのプリアンプが故障している個体も少なくありません。

そのため、中古市場では、Fishman社製やBarbera社製など、他のピックアップシステムに交換されている個体も見受けられます。

これらは必ずしもマイナス要素ではなく、より現代的で高性能なシステムにアップグレードされていると捉えることもできます。

どのようなシステムに交換されているのか、そしてそのサウンドが自分の好みに合うかを、購入前にしっかりと確認することが大切です。

オリジナルにこだわるか、実用性を取るか、ご自身の価値観に合わせて選ぶのが良いでしょう。

現行で手に入るチェットアトキンスモデルとは

「ヴィンテージのチェット・アトキンスモデルは魅力的だけど、価格やコンディションが心配…」という方も多いのではないでしょうか。

幸いなことに、現在でもグレッチ社から、チェット・アトキンスの名を冠したシグネチャーモデルが複数ラインナップされています。

これらは、彼の残した偉大な遺産を受け継ぎつつ、現代のギタリストのニーズに合わせて進化を遂げたモデルです。

現行モデルは、大きく分けて2つのシリーズから選ぶことができます。

Vintage Select Edition

このシリーズは、その名の通り、チェット・アトキンスが活躍した1950年代から60年代の仕様を、可能な限り忠実に再現したものです。

当時のボディシェイプやブレイシング構造、そしてTV Jones社製のヴィンテージスペックのピックアップを搭載するなど、細部にまでこだわりが詰まっています。

古き良き時代の「あの音」を新品で手に入れたい、という方に最適なシリーズと言えるでしょう。

まさに、チェット・アトキンス・サウンドの真髄を体験できるモデルです。

Players Edition

一方、こちらのシリーズは、ヴィンテージのルックスとサウンドを基にしながらも、現代的な演奏性を高めるためのアップデートが施されています。

例えば、弦交換が容易な「ストリングスルー・ビグスビー」や、チューニングの安定性を高めるロッキングチューナー、トーンのバリエーションを広げる「ノーロード・トーンポット」などを採用しています。

伝統的なサウンドはそのままに、ライブやレコーディングでの実用性を重視するプレイヤーにぴったりのシリーズです。

これらの現行モデルを選ぶことで、コンディションの心配をすることなく、手に入れたその日からチェット・アトキンスの世界に浸ることが可能です。

まとめ：チェットアトキンスの使用ギターから紐解くサウンドの真髄

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