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Olinthus Earwig Fuzzレビュー解説!世界最小マフの魅力

手のひらに収まるほどの超小型ファズ、Olinthus Earwig Fuzz。

そのユニークな見た目に惹かれる一方で、実際の音質や使い勝手、評判について詳しく知りたいと思っていませんか。

また、購入前に知っておくべき注意点がないか気になっている方もいるかもしれません。

この記事では、Olinthus Earwig Fuzzのサウンドの核心から特徴、価格、そしてデメリットまで、海外の動画レビューや公開されているスペック情報を基に、どこよりも詳しくレビュー解説します。

この記事を読めば、Earwig Fuzzがあなたのペダルボードに加えるべき一台かどうかが明確になるでしょう。

目次

Olinthus Earwig Fuzzとは?世界最小Big Muffの正体

コンセプトは「世界最小のファズペダル」

Olinthus Earwig Fuzzは、「世界最小のファズペダル」というユニークなコンセプトを持つエフェクターです。

カナダのメーカーOlinthusは、「音楽製品を異なる視点から考える」「常識を疑うことで新しい可能性を見つける」という哲学を掲げており、このEarwig Fuzzはまさにその象徴と言える製品です。

9V電池ほどのサイズに本格的なファズサウンドを凝縮するという、遊び心と技術力が融合したペダルになっています。

元になったモデルは伝説的な1969年製Big Muff Pi

Earwig Fuzzのサウンドの核となっているのは、伝説的なファズペダル、1969年製のElectro-Harmonix Big Muff Pi(通称:トライアングル・マフ)です。

回路はオリジナルにインスパイアされており、シリコントランジスタと対称クリッピングダイオードを備えた4段階のゲインステージを採用しています。

これにより、豊かなサステインと心地よい倍音を含んだ、轟くようなディストーションサウンドを実現しました。

さらに、独自のトーンスタック回路により、幅広いサウンドメイクが可能となっています。

サイズ・重量・コントロールなどの基本スペック一覧

Olinthus Earwig Fuzzの基本的なスペックは、そのコンパクトさを際立たせています。

具体的な仕様を以下の表にまとめました。

項目スペック
モデル名Olinthus Earwig Fuzz
種類ファズ
コントロールLevel, Sustain, Tone
接続端子TRRSコネクタ
電源9V DC (50mA センターマイナス) ※アダプター別売
サイズ3cm × 4.5cm × 2.2cm
重量約30g
付属品入出力用ブレイクアウトケーブル、金属製ケース
その他トゥルーバイパス仕様

特殊な接続方法「TRRSジャック」とは?専用ケーブルを解説

Earwig Fuzzの最大の特徴の一つが、TRRSジャックを採用した特殊な接続方法です。

一般的なエフェクターと異なり、入力・出力・電源の3つの接続を1つのジャックに集約しています。

そのため、ペダルとの接続には付属の専用ブレイクアウトケーブルが必須となります。

このケーブルは、青がインプット、赤がアウトプット、黒が9V DC電源ジャックと色分けされており、直感的に接続できるよう工夫されています。

Olinthus Earwig Fuzzの音質は?サウンドを徹底レビュー

本家Big Muffを忠実に再現した王道のファズサウンドか?

Earwig Fuzzの音質は、見た目の小ささからは想像できないほど本格的で、まさに王道のBig Muffサウンドです。

インスパイア元である1969年モデルの特徴を忠実に再現しており、「轟くようなディストーション」「圧倒的なクランチ」「とろけるようなサステイン」といった表現がぴったりなサウンドを出力します。

ゲインを低めに設定すると、非常にパンチがありつつもBig Muff特有の強いコンプレッション感が得られる、ドライでユニークなサウンドも楽しめます。

トーンノブの効きは?キャラクターが劇的に変化する秘密

このペダルのトーンノブは、単に高域や低域をカット/ブーストするだけのものではありません。

独自のトーンスタック回路により、トレブルとベースのブースト周波数をブレンドするように作用し、ノブを少し回すだけでサウンドのキャラクターが劇的に変化します。

海外のレビュー動画では、ノブを3時の位置から最大まで回すだけで、アタックが鋭く、よりアグレッシブなサウンドに大きくシフトする様子が確認できました。

この強力なトーンコントロールにより、一台で非常に多彩なファズトーンを作り出すことが可能です。

ギターのボリュームへの追従性とクリーンアップ性能

Earwig Fuzzは、ギター本体のボリュームノブへの追従性も非常に良好です。

レビュー動画では、ギターのボリュームを絞っていくと、ファズ特有の歪みがスムーズに減少し、かなりクリーンなサウンドまで変化する様子が紹介されていました。

これにより、手元の操作だけでクリーンからクランチ、そして激しいファズサウンドまでをシームレスにコントロールでき、演奏のダイナミクスを豊かに表現することができます。

ベースで使った時の音質と相性

Earwig Fuzzはギターだけでなく、ベースとの相性も抜群です。

1962年製のGibson EB-3を使用したレビュー動画では、非常にアグレッシブでダーティ、まさに「 disgusting(不快なほどかっこいい)」と表現されるような強烈なベースファズサウンドが得られていました。

ピックアップのセッティングを変えることで多彩な音色変化も楽しめ、ベースで個性的な歪みを求めるプレイヤーにとって強力な選択肢となるでしょう。

海外の評判・口コミを動画レビューから分析

海外の機材レビュワーからも、Earwig Fuzzは非常に高い評価を得ています。

ある著名なレビュワーは、「彼らはまたしてもやってくれた。サウンドも感触も素晴らしい。文字通り、これはビッグマフだ」と絶賛しています。

多くの評価に共通しているのは、「見た目はギミックのようだが、出てくるサウンドは完全に本物」という点です。

小ささやユニークな見た目だけでなく、音質面でも多くのギタリストを納得させるクオリティを持っていることがうかがえます。

Olinthus Earwig Fuzzの何がすごい?おすすめな5つのポイント

圧倒的なコンパクトさでペダルボードの場所を取らない

Earwig Fuzzの最大の魅力は、その圧倒的なコンパクトさです。

サイズはわずか3cm×4.5cmで、すでに完成されたペダルボードのわずかな隙間にも簡単に追加することができます。

「新しいペダルを試したいけれど、ボードにスペースがない」という悩みを解決し、他のペダルを外すことなくサウンドの選択肢を広げることが可能です。

ギター本体やシンセにも!自由な発想で使える多様な設置方法

このペダルの小ささは、従来の常識にとらわれない自由な設置方法を可能にします。

ペダルボード上はもちろん、ギターのストラップやボディサイドに貼り付けて「手元で操作するファズ」として使ったり、シンセサイザーのコントロールパネルやドラムマシンの横に置いたりと、アイディア次第で使い方は無限に広がります。

メーカーからはキーチェーンやイヤリングとして使えるアダプターまで用意されており、その遊び心も魅力の一つです。

ペダル全体がスイッチというユニークで直感的な操作性

Earwig Fuzzは、ペダル筐体の下半分を押すことでエフェクトのON/OFFを切り替えるという、ユニークなスイッチ機構を採用しています。

上部がヒンジで固定されており、足や手で軽く押し込むだけで直感的に操作できます。

この革新的なデザインにより、極限までサイズを切り詰めながらも、スムーズな操作性を実現しています。

見た目の可愛らしさと所有欲を満たすデザイン

シンプルでありながら洗練されたデザインと、思わず手に取りたくなる可愛らしいサイズ感は、多くのユーザーの所有欲を満たしてくれます。

製品が収められている金属製の小さな缶もデザイン性が高く、開封する瞬間から特別な体験を提供します。

実用的な機材としてだけでなく、コレクションアイテムとしても魅力的なペダルです。

「楽しさ」と「遊び心」を刺激する唯一無二の存在感

Olinthus Earwig Fuzzは、単なる実用的なエフェクターではありません。

「すべての機材が実用的である必要はない」「音楽機材は楽しむためのものだ」というレビュワーの言葉通り、このペダルはギタリストに「楽しさ」と「遊び心」を提供してくれます。

常識を覆す小さなペダルボードを組んでみたり、意外な場所に設置してみたりと、創造性を刺激する唯一無二の存在感が、このペダルの本質的な価値と言えるでしょう。

購入前に確認!Olinthus Earwig Fuzzの注意点とデメリット

専用ケーブルは必須?一般的なパッチケーブルは使えないのか

Earwig Fuzzを使用する上で最も重要な注意点は、接続に専用のブレイクアウトケーブルが必須であることです。

前述の通り、TRRSジャックという特殊な端子を採用しているため、一般的なパッチケーブルや電源ケーブルを直接接続することはできません。

ケーブルは製品に付属していますが、万が一紛失したり断線したりした場合は別途入手する必要があるため、管理には注意が必要です。

小さすぎて踏みづらい?足での操作性についての評価

「こんなに小さいと足で踏みづらいのでは?」という懸念を持つ方もいるかもしれません。

メーカーのテストでは約113kgの荷重にも耐える頑丈さが証明されており、足で踏んで操作することは全く問題ありません。

ただし、メーカー自身は「ストンプボックス」ではなく、あくまで「ペダル」と呼び、優しいプレスでの操作を推奨しています。

一般的なエフェクターと同じ感覚で強く踏みつけるのではなく、軽く押し込むように操作するのが良いでしょう。

電池駆動はできる?電源に関する注意点

Earwig Fuzzは、そのコンパクトさゆえに本体内部に電池を収納するスペースがありません。

したがって、駆動させるには9V DCセンターマイナス仕様のACアダプターが別途必要になります。

ペダルボードに組み込む際は、パワーサプライからの電源供給を前提として考える必要があります。

ノイズはどのくらい?実用性をチェック

Earwig FuzzはBig Muff系のファズであるため、Sustain(ゲイン)ノブを上げていくと、それに伴いノイズも増加する傾向があります。

これは多くのハイゲインなファズペダルに共通する特性であり、特にEarwig Fuzzのノイズが極端に大きいというわけではありません。

サウンドは本物のBig Muffに非常に近いため、ノイズのレベルも同等と考えておくと良いでしょう。

実用上は、一般的なファズペダルの範囲内のノイズレベルと言えます。

Olinthus Earwig Fuzzの価格と購入できる場所

新品の価格相場はいくら?

Olinthus Earwig Fuzzの日本国内での新品価格相場は、14,850円(税込)前後となっています。

本格的なBig Muff系ファズペダルとして考えると、比較的手に取りやすい価格設定と言えるでしょう。

この価格でユニークなコンセプトと確かなサウンドクオリティを両立している点は、非常に魅力的です。

主な取扱店とオンラインストア情報まとめ

Olinthus Earwig Fuzzは、国内の主要な楽器店やオンラインストアで購入することが可能です。

島村楽器、イシバシ楽器、山野楽器などの実店舗のほか、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonといった大手ECサイトでも取り扱いがあります。

在庫状況は店舗によって異なるため、購入を検討する際は各ストアの情報を確認することをおすすめします。

まとめ:Olinthus Earwig Fuzz レビュー解説

Olinthus Earwig Fuzzは、単に小さいだけのペダルではなく、確かなサウンドと無限の可能性を秘めた革新的なファズペダルです。

最後に、この記事で解説したEarwig Fuzzのポイントをまとめます。

Big Muffサウンドを省スペースで実現したい人

Earwig Fuzzは、伝説的な1969年製Big Muff Piのサウンドを忠実に再現しながら、ペダルボードのスペースをほとんど必要としません。

サウンドに妥協することなく、ボードの省スペース化を実現したいギタリストにとって理想的な選択肢です。

ユニークで遊び心のある機材が好きな人

ペダル全体がスイッチになる構造や、ギター本体に取り付けるといった自由な発想での使用法など、Earwig Fuzzは使う人の創造性を刺激します。

実用性だけでなく、音楽を演奏する「楽しさ」や「遊び心」を大切にするプレイヤーにこそ、このペダルの真価がわかるでしょう。

セカンドボードや持ち運び用ペダルを探している人

約30gという驚異的な軽さとコンパクトさは、持ち運び用のセカンドボードや、ポケットに忍ばせてジャムセッションに参加するといった用途に最適です。

小さいながらも本格的なサウンドは、どんな場面でも活躍してくれるはずです。

  • Olinthus Earwig Fuzzは世界最小クラスのファズペダルである
  • 回路は1969年製のElectro-Harmonix Big Muff Piがベースである
  • 轟くようなディストーションから滑らかなサステインまで多彩なサウンドを出力する
  • トーンノブはキャラクターを大きく変化させる強力なコントロールである
  • ギターのボリューム操作でクリーンサウンドまで調整が可能である
  • ペダルボードの僅かな隙間にも設置できる圧倒的なコンパクトさが魅力である
  • ペダル全体がスイッチとなっており足や手で直感的に操作できる
  • 接続にはTRRSジャックと専用のブレイクアウトケーブルが必須である
  • 実用性だけでなく音楽機材としての「楽しさ」を提供するペダルである
  • 価格は14,850円前後で主要楽器店やオンラインストアで購入可能である
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