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RYOGAギターはフジゲン製?製造元の真実と評判を徹底解説

RYOGAギターの購入を検討しているものの、製造元がフジゲンなのか、品質や評判はどうなのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

島村楽器が展開するRYOGAは、日本人の体格に合わせた弾きやすさを追求したギターブランドとして注目を集めています。

しかし、モデルによって製造国が異なることや、「ダサい」という声があることなど、購入前に知っておきたい情報も少なくありません。

この記事では、RYOGAギターの製造元の真実から、SKATERとHORNETの選び方、価格や中古相場、実際のユーザー評価まで、購入判断に必要な情報を網羅的に解説します。

初心者から経験者まで、RYOGAギターが自分に合っているかどうかを判断できる内容となっています。

目次

RYOGAギターとは?島村楽器が手がけるブランドの基本情報

RYOGAは、国内最大の総合楽器店である島村楽器株式会社が展開するオリジナルのエレキギター・ベースブランドです。

2017年8月に誕生し、日本人プレイヤーのライブパフォーマンス向上を目的として開発されました。

従来のギターとは異なる独自設計により、弾きやすさと軽さを両立させている点が大きな特徴となっています。

RYOGAの意味とブランドコンセプト

RYOGAというブランド名は、日本語の「凌駕(りょうが)」に由来しています。

従来のギターの常識を超え、プレイヤー自身の限界や固定観念を凌駕するという想いが込められています。

マスコットキャラクターには、小さくても非常に強いイメージを持つオオスズメバチが採用されていました。

海外に進出する日本人アーティストに、日本ブランドの楽器を持って世界に羽ばたいてほしいという願いが、日の丸を背負ったスズメバチのロゴで表現されていたのです。

ブランドコンセプトは「ライブパフォーマンス・ギア」として、ステージ上でのパフォーマンス向上を最優先に設計されています。

2017年の発足から2023年リブランディングまでの歴史

RYOGAは2017年8月3日(ハチミツの日=スズメバチにちなんだ日付)に発売を開始しました。

当初はプロアーティストの声を反映した、ステージパフォーマンス向上を目的とした本格的なモデルを中心に展開していました。

発足時には、HORNET、BUMBLE、CICADA、SKATERという4つの基本モデルを軸に、それぞれ異なるキャラクターを持つギターをラインナップしています。

2019年にはより手頃な価格のLEシリーズを投入し、学生など若いプレイヤーにも手が届くエントリーモデルを追加しました。

2023年12月に大きな転換点となるリブランディングを実施し、「入門者が安心して、楽しめる」という新たなコンセプトを打ち出しています。

リブランディングではロゴデザインも変更され、力強いスズメバチから柔らかく親しみやすい書体へと刷新されました。

RYOGAが目指す「弾きやすさ」への徹底したこだわり

RYOGAの開発チームは、従来のエレキギターが平均的な欧米人の体格を基準に設計されている点に着目しました。

日本人の体格に対しては大きすぎ、重すぎるという課題を解決するため、設計を根本から見直しています。

ボディサイズはやや小ぶりに設計され、構えた際の安定感が向上しています。

ネックは薄めに仕上げられており、手の小さな方でも握りやすい形状となっています。

重量バランスについても徹底的に研究され、ストラップで下げた際にヘッドが落ちない設計を全モデルで実現しました。

座って弾く場合も立って弾く場合も、ポジションの変化が少ないため、自宅練習で弾けたフレーズがスタジオでも同じように弾けるというメリットがあります。

RYOGAギターの製造元はフジゲン?生産国と品質の真実

RYOGAギターの製造元については、モデルによって異なるという点を正確に理解しておく必要があります。

すべてのRYOGAがフジゲン製というわけではなく、価格帯やシリーズによって生産国が分かれています。

購入を検討する際は、自分が興味を持っているモデルがどこで製造されているかを確認することが重要です。

上位モデルはフジゲン製・日本製という事実

RYOGAの上位モデル(STANDARDシリーズ、PROシリーズ)は、長野県松本市に工場を構えるフジゲン株式会社が製造を担当しています。

フジゲンは1960年創業の老舗ギターメーカーで、半世紀以上にわたるギター製造の実績を持っています。

国内外の有名ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)を数多く手掛けており、世界的に高い技術力が認められている工場です。

上位モデルのRYOGAは、島村楽器が企画・開発を行い、フジゲンが製造するという協力体制で生み出されています。

Made in Japanの品質を求めるプレイヤーにとって、フジゲン製のRYOGAは信頼できる選択肢となるでしょう。

現行モデル(LEシリーズ等)は中国製に変更

2023年のリブランディング以降、現行のSKATERやHORNETなどの主力モデルは海外(中国)で生産されています。

LEシリーズやNEOシリーズといったエントリークラスのモデルも同様に中国製となっています。

価格を抑えて多くのプレイヤーに手が届くようにするため、生産地の変更が行われました。

現行モデルの価格は89,000円(税込)からとなっており、フジゲン製の上位モデルと比較すると大幅に購入しやすい設定となっています。

ただし、中古市場では過去に生産されたフジゲン製モデルも流通しているため、日本製にこだわる場合は製造時期を確認することをおすすめします。

フジゲンの技術力とRYOGAへの影響

フジゲンは「サークル・フレッティング・システム(CFS)」という独自技術を開発していることで知られています。

この技術はフレットを円弧状に打つことで、すべてのポジションで各弦のスケール(弦長)が同一になるよう設計されたものです。

コードを弾いた際の響きの良さや単音のクリアさが向上し、より正確なピッチと豊かなサスティンを実現します。

フジゲン製のRYOGA上位モデルには、この技術が惜しみなく投入されています。

また、フジゲンの工場では90%以上がOEM生産であり、世界的に有名なブランドのギターも多数製造している実績があります。

長野県という四季のある環境で木材を管理・加工しているため、温度や湿度の変化に強いギターが生み出されています。

日本製モデルと海外製モデルの品質差

日本製(フジゲン製)モデルと海外製モデルでは、いくつかの点で品質差が存在します。

フレットの処理や塗装、組み立て精度など、細部の仕上げにおいて日本製モデルの方が丁寧に作られている傾向があります。

使用される木材のグレードも異なり、上位モデルではより厳選された材が使用されています。

海外製モデルでは、指板材にローレルウッドなどの廉価材が使用されることもあります。

一方で、海外製モデルも弾きやすさやウェイトバランスといったRYOGAの基本設計は継承されています。

初心者や予算を重視する方にとっては、海外製モデルでも十分な品質を備えているといえるでしょう。

RYOGAギターの特徴とスペックを徹底解説

RYOGAギターは、従来のギターとは異なる独自の設計思想に基づいて開発されています。

日本人プレイヤーのパフォーマンス向上を第一に考え、弾きやすさ、軽さ、バランスの良さを追求しています。

ここでは、RYOGAギターの具体的な特徴とスペックについて詳しく解説します。

日本人の体格に合わせた軽量・コンパクト設計

RYOGAのボディは、一般的なエレキギターと比較してやや小ぶりに設計されています。

平均的な日本人の体格にフィットするサイズ感で、ギターを構えた際の安定感が向上しています。

重量についても軽量化が図られており、LEシリーズでは約2.8kg〜3.2kg程度と非常に軽く仕上げられています。

一般的なストラトキャスターやレスポールが3.5kg〜4.5kg程度であることを考えると、かなりの軽量化が実現されているといえます。

ボディ材にはポプラやアルダーなど比較的軽い木材が選定されており、長時間の演奏でも疲れにくい設計となっています。

ヘッド落ちしない独自のウェイトバランス

RYOGAの全モデルに共通する特徴として、ストラップで構えた際のバランスの良さが挙げられます。

両手を離してもヘッドが落ちてこない、水平ぎみに安定するバランスが追求されています。

このバランスを実現するため、ヘッド自体の小型化、プラスチック製ペグつまみの採用、エンドピン位置の再検討など、様々な工夫が施されています。

ネックのジョイント位置も研究され、ボディ側に重心が寄るよう設計されています。

取り回しが良くなることで、ライブパフォーマンスでの動きやすさが向上します。

座って演奏する際にも楽器が安定するため、自宅練習やDTM録音制作においても快適に使用できます。

ミディアムスケールとベイクドメイプルネックの採用

多くのRYOGAモデルでは、一般的なロングスケール(648mm)よりも短いミディアムスケール(628mm)が採用されています。

スケールが短いことでフレット間の距離が狭まり、手の小さな方でも指が届きやすくなります。

弦の張りも若干弱まるため、弦を押さえる指の負担が軽減されるというメリットもあります。

現行モデルのネックには、特殊な加熱処理を施した「ベイクドメイプル」が使用されています。

この処理により木材の水分が飛ばされ、温度や湿度の変化によるネックの反りやねじれが起こりにくくなっています。

ネックのコンディションが安定することで、弦高を低めにセッティングしやすく、さらに弾きやすさが向上します。

GOTOH製パーツなど信頼性の高いハードウェア

RYOGAの上位モデルには、精度の高さで世界的に評価されているGOTOH(ゴトー)社製のペグとトレモロユニットが搭載されています。

ロック式ペグはギア比18:1という高精度で、シビアなチューニングが可能です。

ペグはナットから弦がまっすぐ伸びるように配置されており、チューニングの安定度が向上しています。

トレモロユニットには510シリーズが採用され、鉄製のトレモロブロックとブラス製サドルという伝統的な良質仕様が踏襲されています。

ブリッジは裏通し構造となっているモデルもあり、弦振動の伝達効率を高めてサスティンを確保しています。

シンプルな1Vol・1Toneコントロールの操作性

2023年のリブランディング以降、現行モデルのコントロールは1ボリューム・1トーンに統一されています。

シンプルな操作系により、初心者でも直感的に音作りができるよう配慮されています。

ピックアップの出力も抑えめに調整されており、歪ませた時でも音の芯が残るクリアなサウンドに仕上がっています。

ボーカルとの相性も良く、バンドアンサンブルの中で埋もれにくい音色が特徴です。

上位モデルでは2ボリューム1トーンの仕様もあり、フロントとリアのピックアップを個別に調整できます。

コイルタップは標準では装備されていませんが、4芯構造のピックアップが採用されているため、後からの改造は比較的容易に行えます。

SKATERとHORNETの違いは?モデル別の選び方ガイド

RYOGAの代表的なギターモデルであるSKATERとHORNETは、それぞれ異なるキャラクターを持っています。

用途や演奏スタイルによって適したモデルが変わってくるため、違いを理解した上で選択することが重要です。

ベースモデルについても、特徴と選び方を解説します。

SKATER:24フレットでソロ・リード向け

SKATERは、24フレット仕様と648mmのロングスケールを採用したモデルです。

幅広い音域を演奏できることが最大の特徴で、ハイポジションでのソロやテクニカルなプレイに適しています。

ボディとネックのジョイント位置は17フレットに設定されており、ハイポジションでの演奏性が非常に高くなっています。

ボディ材にはアッシュやポプラが使用され、明るくクリアなサウンドが得られます。

上位モデルのネックにはメイプルとブビンガの5ピース構造が採用され、高い剛性を実現しています。

カッティングやリフを多用するプレイスタイルにも向いており、音の分離が良くキレのあるトーンが特徴です。

HORNET:ミディアムスケールでギターボーカル向け

HORNETは、628mmのミディアムスケールと22フレット仕様を採用したコンパクトなモデルです。

手の小さな方でも快適に演奏でき、特にコード演奏を多用するギターボーカルに最適な設計となっています。

ボディとネックのジョイント位置は15フレットで、SKATERよりも2フレット分ネックが深く挿さっています。

この構造によりネック剛性が向上し、楽器としての反応の良さやサスティンの豊かさが強化されています。

ボディ材にはマホガニーを基調とした木材構成が採用されているモデルもあり、太く温かみのあるサウンドが特徴です。

歌いながらのコード演奏では、ボーカルを邪魔しない中音域の心地よいトーンが得られます。

SKATER-BASSとVAL-BASSの特徴と違い

SKATER-BASSは、33インチ(838mm)という一般的なロングスケールより約2.5cm短いスケールを採用したベースです。

演奏性を高めながらも、PJタイプのピックアップと裏通しブリッジ構造により豊かな低音を実現しています。

独自のヘッド形状と重量バランスにより、ヘッド落ちを防ぎつつコンパクトな取り回しを可能にしています。

VAL-BASSは、伝統的なジャズベースのデザインをベースにしながら、RYOGAならではの快適性を追加したモデルです。

ピックアップレイアウトによるサウンドバリエーションの広さが魅力で、様々なジャンルに対応できます。

どちらのモデルも座奏・立奏を問わず扱いやすく、女性プレイヤーにもおすすめできる設計となっています。

用途別おすすめモデル早見表

以下の表で、用途に応じたおすすめモデルを確認できます。

用途・演奏スタイル おすすめモデル 理由
ソロ・リードギター SKATER 24フレットで広い音域、ハイポジションが弾きやすい
ギターボーカル HORNET ミディアムスケールでコード演奏が快適、ボーカルと相性の良い音色
カッティング・ファンク SKATER 明るくキレのあるサウンド、音の分離が良い
ロック・ハードロック HORNET 太く芯のあるサウンド、パワフルなリフに対応
初めてのギター HORNET ミディアムスケールで押さえやすい、手の小さい方にも最適
手が小さい方 HORNET 628mmスケールでフレット間が狭い
ベース初心者 SKATER-BASS 33インチスケールで弾きやすい、コンパクト設計

迷った場合は、歌いながら弾くことが多いならHORNET、ギターソロをメインに弾きたいならSKATERという基準で選ぶと良いでしょう。

RYOGAギターの評判は?口コミからわかるメリット・デメリット

RYOGAギターに対する評価は、肯定的な意見と否定的な意見に分かれる傾向があります。

購入を検討する際は、両方の意見を把握した上で判断することが重要です。

実際のユーザーの声や、プロアーティストの評価を踏まえて、メリットとデメリットを解説します。

高評価ポイント:弾きやすさ・軽さ・バランスの良さ

RYOGAギターが最も高く評価されているのは、圧倒的な弾きやすさです。

日本人の体格に合わせた設計により、ギターを構えた瞬間から快適さを感じられるという声が多く聞かれます。

軽量なボディは長時間の練習やライブでも疲れにくく、特に女性プレイヤーや体の小さな方から支持されています。

ヘッド落ちしないバランス設計についても、実際の数値以上に軽く感じられると好評です。

ミディアムスケール採用モデルでは、Fコードなど初心者が苦戦しがちなバレーコードも押さえやすいという評価があります。

サウンド面では「弦同士の音の距離感が絶妙」「一本一本の弦の音階が綺麗に聴こえる」という、音のバランスを称賛する声も上がっています。

低評価ポイント:デザインが「ダサい」という声の真相

RYOGAギターに対する否定的な評価として、「デザインがダサい」という意見が存在します。

この評価は主に、FenderやGibsonなど伝統的なギターのデザインを好む層から出ている傾向があります。

RYOGAはオリジナルシェイプを採用しているため、見慣れたデザインとは異なる印象を受ける方も少なくありません。

特に旧ロゴのスズメバチデザインについては、好みが大きく分かれていました。

2023年のリブランディングでロゴが柔らかい書体に変更されたことで、この点は改善されています。

一方で「周りと被らない」「個性的でかっこいい」とデザインを肯定的に評価する声もあり、最終的には個人の好みの問題といえます。

LEシリーズの「安っぽい」という評判は本当か

海外製のLEシリーズや現行モデルについては、「安っぽい」という評価も見られます。

具体的には、ポリエステル塗装の質感、指板材のグレード、全体的な高級感の不足などが指摘されています。

音についても、フジゲン製の上位モデルと比較すると物足りなさを感じるユーザーもいます。

ただし、これらの評価は価格帯を考慮する必要があります。

89,000円という価格で提供されているモデルとしては、弾きやすさやバランスの良さなど、RYOGAの基本的な強みは維持されています。

初心者や予算を重視する方にとっては、十分なコストパフォーマンスを持っているといえるでしょう。

プロアーティストの使用実績と評価

RYOGAは多くのプロアーティストに使用されており、実践的な評価を得ています。

キュウソネコカミのヤマサキセイヤはSKATER-H3を使用しており、ライブパフォーマンスでの取り回しの良さを活かしています。

KANA-BOONの古賀隼斗にはシグネチャーモデルが製作され、バンドの楽曲制作やライブで使用されています。

LACCO TOWERの細川大介はCICADA-T2を愛用し、セミホロウボディ特有のエアー感あるサウンドを活用しています。

その他にも、PELICAN FANCLUBのエンドウアンリ、西沢幸奏、宮脇俊郎など、様々なジャンルのアーティストがRYOGAを選んでいます。

プロが実際のステージで使用しているという事実は、RYOGAの実用性と信頼性を裏付けているといえます。

RYOGAギターは初心者におすすめ?入門者向けの魅力

2023年のリブランディングにより、RYOGAは「入門者が安心して、楽しめる」ブランドへと進化しました。

初めてギターを購入する方にとって、RYOGAがどのような点で適しているのかを解説します。

同時に、初心者が購入前に知っておくべき注意点についても触れていきます。

Fコードも押さえやすい弾きやすさの秘密

ギター初心者が最も苦戦するのがFコードをはじめとするバレーコードです。

RYOGAのHORNETモデルでは、ミディアムスケール(628mm)の採用によりフレット間の距離が狭くなっています。

これにより、指を大きく開かなくてもコードが押さえられるようになります。

また、弦の張りが若干弱まるため、弦を押さえる力も少なくて済みます。

ネックは薄めに仕上げられており、握りやすい形状となっています。

ベイクドメイプルネックの安定性により、弦高を低めにセッティングしやすく、さらに押さえやすさが向上します。

これらの要素が組み合わさることで、初心者でも挫折しにくい弾きやすさを実現しています。

初心者セットの内容と価格

RYOGAギターは、初心者向けのセット販売も展開されています。

12点セットの内容は、ギター本体、ソフトケース、アンプ、シールド、チューナー、ストラップ、ピック、クロス、弦などが含まれます。

価格は110,500円程度で、届いたその日から練習を始められる内容となっています。

単品購入の場合、SKATERとHORNETはそれぞれ89,000円(税込)で販売されています。

ベースモデルのSKATER-BASSとVAL-BASSは110,000円(税込)となっています。

同価格帯の他ブランドと比較しても、弾きやすさに特化した設計という点でRYOGAには独自の価値があります。

島村楽器の3年保証とアフターサポート体制

RYOGAを島村楽器で購入した場合、3年間の製品保証が付帯します。

一般的な楽器の保証期間は1年であることが多いため、3年保証は大きな安心材料となります。

保証期間中に製造上の不具合が発生した場合、無償で修理対応を受けることができます。

また、島村楽器は全国に店舗を展開しているため、購入後の調整や相談も最寄りの店舗で受けられます。

ギター初心者にとって、弦の張り替えやネックの調整など、わからないことを相談できる環境があることは重要です。

国内ブランドであるため、修理やメンテナンスのパーツ供給も安定しており、長く使い続けることができます。

初めてのギターにRYOGAを選ぶ際の注意点

RYOGAを初めてのギターとして選ぶ際には、いくつかの点を理解しておく必要があります。

まず、オリジナルシェイプであるため、将来的に伝統的なストラトやレスポールを弾く際に違和感を感じる可能性があります。

特にミディアムスケールのモデルからロングスケールのギターに持ち替えた場合、フレット間隔の違いに慣れが必要です。

また、リセールバリュー(中古での売却価格)は、FenderやGibsonなどの有名ブランドと比較すると低い傾向があります。

将来的に買い替えを検討している場合は、この点を考慮に入れておくと良いでしょう。

デザインについては好みが分かれるため、購入前に実物を見て試奏することをおすすめします。

RYOGAギターの価格と中古相場を比較

RYOGAギターを購入する際、新品と中古のどちらを選ぶかは予算や求める品質によって変わってきます。

新品価格、中古相場、他ブランドとの比較情報を整理して、購入の判断材料を提供します。

新品価格一覧:SKATERとHORNETは89,000円から

2026年現在、RYOGAの現行モデルの新品価格は以下の通りです。

モデル名 価格(税込) 主な特徴
SKATER 89,000円 24フレット、ロングスケール
HORNET 89,000円 22フレット、ミディアムスケール
SKATER-BASS 110,000円 33インチスケール、PJピックアップ
VAL-BASS 110,000円 伝統的デザイン、幅広いサウンド

初心者セット(12点)は110,500円程度で販売されており、必要な機材が一式揃います。

過去に販売されていたフジゲン製の上位モデルは、165,000円〜277,000円の価格帯で展開されていました。

現行モデルは価格が抑えられている分、製造が海外に変更されている点を理解しておく必要があります。

中古市場の相場と狙い目のモデル

中古市場でのRYOGAギターの相場は、モデルや状態によって大きく異なります。

Yahoo!オークションの過去120日間のデータでは、平均落札価格は26,836円となっています。

RYOGA SKATERの直近30日間の平均落札価格は14,566円で、かなり手頃な価格で入手できる可能性があります。

メルカリでは、HORNET LEが16,000円〜20,000円程度、SKATER LECが36,700円〜50,000円程度で出品されています。

フジゲン製の上位モデルを中古で探す場合、86,800円〜125,730円程度が相場となっています。

狙い目は、生産終了したフジゲン製モデルです。

新品では手に入らない日本製の品質を、比較的手頃な価格で入手できる可能性があります。

同価格帯の他ブランドとのコスパ比較

89,000円という価格帯で、他ブランドのギターと比較してみましょう。

ブランド・モデル 価格帯 特徴
RYOGA SKATER/HORNET 89,000円 軽量・バランス重視、独自設計
Fender Player Stratocaster 約100,000円〜120,000円 伝統的デザイン、メキシコ製
Squier Classic Vibe 約50,000円〜70,000円 Fenderの廉価ブランド
Ibanez RGシリーズ 約50,000円〜100,000円 テクニカル向け、薄いネック
YAMAHA Pacifica 約30,000円〜80,000円 高いコストパフォーマンス

RYOGAは、弾きやすさとウェイトバランスに特化しているという点で独自のポジションを持っています。

伝統的なデザインを求める場合は他ブランドの方が適していますが、演奏性を最優先する場合はRYOGAが有力な選択肢となります。

リセールバリューの注意点

RYOGAギターのリセールバリュー(中古での売却価格)は、FenderやGibsonなどの有名ブランドと比較すると低い傾向があります。

島村楽器のオリジナルブランドという位置づけのため、世界的な知名度やブランド価値という点では大手メーカーに劣ります。

新品で89,000円のモデルが、中古では14,000円〜50,000円程度で取引されているのが現状です。

購入時の価格に対する売却時の回収率は、他ブランドより低くなる可能性が高いです。

長く使い続ける前提で購入するか、将来の売却を考慮して他ブランドを選ぶか、事前に検討しておくことをおすすめします。

ただし、フジゲン製の上位モデルについては、生産終了により希少価値が出る可能性もあります。

RYOGAギターの使用アーティスト一覧

RYOGAは発足当初から、プロアーティストの声を反映した楽器作りを行ってきました。

実際に多くのアーティストがRYOGAを使用しており、ライブやレコーディングで活用しています。

使用アーティストとシグネチャーモデルについて紹介します。

キュウソネコカミ・KANA-BOONなど有名アーティスト

RYOGAを使用している主なギタリストは以下の通りです。

キュウソネコカミのヤマサキセイヤはSKATER-H3(FIR)を使用しています。

KANA-BOONの古賀隼斗には専用のシグネチャーモデルが製作されており、バンドの活動で使用されています。

PELICAN FANCLUBのエンドウアンリはSKATER-H3(PWH)のプロトタイプを使用しています。

西沢幸奏はHORNET-H3/EXiNA CUSTOMを、辻村有記はHORNET-H3/SP(MNR)を愛用しています。

ギター講師としても知られる宮脇俊郎はCICADA-G2/TM(SM)を使用しています。

LACCO TOWERの細川大介はセミホロウボディのCICADA-T2を選び、独特のエアー感あるサウンドを活かしています。

ベーシストでは、LONGMANのSAWA YORIKIがSKATER-B432とVal-B443 CUSTOMを使用しています。

YouTuberとしても活動するダルビッシュPは、自身がプロデュースしたSpiderclaw/GXモデルを使用しています。

シグネチャーモデルとコラボモデルの紹介

RYOGAでは、アーティストとのコラボレーションによる特別モデルも展開されています。

KANA-BOONの古賀隼斗シグネチャーモデルは、2機種が同時発売されました。

アーティストの演奏スタイルや好みを反映した仕様となっており、ファンからも注目を集めました。

国際的デザイナー「ShojonoTomo」氏とのコラボデザインモデルも製作されています。

自身がRYOGAのために書き起こしたオリジナルデザインが施された、独自性の高いモデルとなっています。

ダルビッシュPプロデュースの「Spiderclaw/GX」は、独自のコンセプトに基づいて開発されたモデルです。

これらのシグネチャーモデルやコラボモデルは、限定生産であることが多く、中古市場でも希少価値があります。

RYOGAギターに関するよくある質問

RYOGAギターの購入を検討している方から寄せられることが多い質問について、回答をまとめました。

購入前の疑問解消にお役立てください。

HISTORYやBUSKER’Sとの違いは?

島村楽器は複数のオリジナルブランドを展開しており、それぞれ異なるコンセプトを持っています。

HISTORYは高級志向のブランドで、ストラトキャスターやレスポールなど伝統的なデザインのギターを展開しています。

価格帯は100,000円〜400,000円程度で、フジゲンなどの国内工場で製造される日本製モデルが中心です。

BUSKER’Sは入門者向けの低価格帯ブランドで、10,000円〜30,000円程度の価格で購入できます。

RYOGAは両者の中間に位置し、オリジナルシェイプと弾きやすさを重視した設計が特徴です。

価格は89,000円〜で、現行モデルは海外製となっています。

伝統的なデザインと高品質を求めるならHISTORY、予算を最優先するならBUSKER’S、弾きやすさと独自性を重視するならRYOGAという選び方が目安となります。

RYOGAギターはどこで買える?

RYOGAギターは、島村楽器の店舗およびオンラインストアで購入できます。

全国の島村楽器実店舗では、試奏してから購入することが可能です。

島村楽器オンラインストアでも同様の価格で購入でき、自宅への配送にも対応しています。

Amazonや楽天市場などの大手ECサイトでも、島村楽器から出品されているRYOGAを購入することができます。

中古品については、メルカリ、Yahoo!オークション、デジマート、ハードオフなどで取り扱いがあります。

RYOGAは島村楽器のオリジナルブランドであるため、他の楽器店での新品取り扱いはありません。

試奏を希望する場合は、最寄りの島村楽器に在庫があるか事前に確認することをおすすめします。

修理やメンテナンスはどこで受けられる?

RYOGAギターの修理やメンテナンスは、全国の島村楽器各店舗で対応しています。

島村楽器にはリペア部門があり、ヤマハ認定の修理技術者が多数在籍している店舗もあります。

店舗への持ち込みの場合は即日対応が可能なケースもあり、楽器を送付する場合は到着後5営業日以内が目安となっています。

修理内容や時期によって日数は変動する場合があります。

弦の張り替え、ネックの調整、フレットのすり合わせなど、一般的なメンテナンスはどの店舗でも対応可能です。

3年保証の期間内であれば、製造上の不具合については無償で修理を受けることができます。

購入後も継続的なサポートを受けられることは、特にギター初心者にとって大きな安心材料となるでしょう。

まとめ:RYOGAギターとフジゲンの関係と選び方のポイント

  • RYOGAは島村楽器が2017年に立ち上げたエレキギター・ベースブランドで、ブランド名は「凌駕」に由来する
  • 上位モデル(STANDARD・PROシリーズ)はフジゲン製の日本製だが、現行モデルは中国製に変更されている
  • フジゲンは1960年創業の老舗ギターメーカーで、独自技術「サークル・フレッティング・システム」を持つ
  • 最大の特徴は日本人の体格に合わせた軽量・コンパクト設計と、ヘッド落ちしないウェイトバランス
  • SKATERは24フレットでソロ・リード向け、HORNETはミディアムスケールでギターボーカル向け
  • 評判は「弾きやすい」という高評価と「デザインがダサい」という意見に分かれる
  • 新品価格はSKATER・HORNETが89,000円、中古相場は14,000円〜50,000円程度
  • キュウソネコカミ、KANA-BOONなど多くのプロアーティストが使用している
  • 島村楽器購入で3年保証が付き、全国店舗でアフターサポートを受けられる
  • リセールバリューは有名ブランドより低いため、長く使う前提での購入がおすすめである
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