「ライブハウスでアンプを持ち込めない」「PA直結だとどうしても音が細くなる」「手軽に本格的なFenderサウンドを手に入れたい」——こうした悩みを抱えているギタリストは少なくないでしょう。
特に近年は、ステージ上のアンプレス化が進み、ダイレクトボックスやプリアンプペダルの需要が急速に高まっています。
本記事では、Tech 21が送り出すSansAmp Character Plus Series「Screaming Blonde」について徹底的に解説します。
Fenderスタイルのアンプサウンドと、Tube Screamerスタイルのオーバードライブを1台に統合したこのペダルは、果たして本当に「アンプの代わり」になり得るのでしょうか。
実際の使用感、スペック詳細、メリット・デメリット、そしてリアルなユーザー評価まで、購入検討に必要な情報をすべてお伝えします。
TECH21 Screaming Blondeの特徴・概要
Fenderスタイルアンプ+Tube Screamerを1台に統合したコンセプト
TECH21 Screaming Blondeは、同社のSansAmp Character Plus Seriesの1モデルとして2022年に登場しました。
このシリーズは「歴史的なアンプと歴史的なエフェクターの組み合わせ」をコンセプトに開発されており、Screaming Blondeの場合は「Fenderスタイルアンプ+Tube Screamerスタイルオーバードライブ」という、ブルースやロックギタリストにとって王道中の王道ともいえる組み合わせを1台のペダルに凝縮しています。
同シリーズには他にも、HiWatt+Big Muffの「English Muffy」、Marshall+Fuzz Faceの「Fuzzy Brit」、Vox+Rangemaster Boosterの「Mop Top Liverpool」がラインナップされており、それぞれ異なるアンプとエフェクターの化学反応を楽しめる設計となっています。
Screaming Blondeが特に注目される理由は、その汎用性の高さにあります。
SRVに代表されるテキサスブルースサウンドから、カントリー、ジャズ、さらにはオルタナティブロックまで、クリーンからクランチ、ハイゲインまでをカバーできる守備範囲の広さが、多くのギタリストから支持されているポイントです。
100%アナログ回路によるSansAmpテクノロジー
Screaming Blondeの心臓部には、Tech 21が誇るSansAmpテクノロジーが搭載されています。
これは完全なアナログ回路で構成されており、デジタルモデリングやDSP処理は一切使用されていません。
アナログ回路ならではの特長として、ピッキングのニュアンスやギターのボリューム・トーンポットへの追従性が非常に優れている点が挙げられます。
実際に弾いてみると、デジタルモデラーでは再現しにくい「アンプが呼吸しているような」ダイナミックレスポンスを感じることができます。
指先のタッチで音色が変化し、ボリュームを絞ればクリーンに、強くピッキングすれば自然なクランチが得られるという、チューブアンプ本来の挙動をペダルサイズで実現しています。
また、SansAmpテクノロジーには長年の実績があります。
初代SansAmpが登場したのは1989年のことで、以来30年以上にわたってプロの現場で使用され続けてきました。
特にベーシストの間ではSansAmp Bass Driver DIが業界標準として定着しており、同じテクノロジーをギター用に最適化したのがこのCharacter Plus Seriesということになります。
PA直結からアンプ前段まで対応する柔軟な接続オプション
Screaming Blondeの大きな魅力の一つが、多彩な接続オプションに対応している点です。
まず、1/4インチフォン出力を使えば、通常のペダルと同様にギターアンプの前段に接続できます。
この場合、ハウスバックラインのアンプを使わざるを得ない状況でも、自分好みのトーンを作り込んでから送り出すことが可能です。
一方、XLRダイレクトアウトを使用すれば、ミキサーやオーディオインターフェースに直接接続できます。
このXLR出力にはJensen 12インチスピーカーをシミュレートしたスピーカーシミュレーション回路が搭載されており、アンプを通さなくても「マイキングされたキャビネット」のような音を得ることができます。
さらに、1/4インチ出力とXLR出力は同時に使用可能です。
これにより、ステージ上ではアンプやFRFRスピーカーでモニターしながら、同時にXLRからPA卓へクリーンな信号を送るという、理想的なライブセットアップが実現します。
TECH21 Screaming Blondeのスペック・仕様
基本スペックと入出力端子
Screaming Blondeの入出力端子構成は、コンパクトなサイズながら充実した内容となっています。
入力端子は1/4インチモノラルジャックが1系統で、パッシブ・アクティブを問わず幅広いギターに対応します。
出力端子は1/4インチモノラルジャックが1系統に加え、スピーカーシミュレーション付きのXLRバランス出力を1系統装備しています。
このXLR出力があることで、長いケーブルを引き回すライブ環境でもノイズに強い信号伝送が可能です。
バイパス方式はバッファードバイパスを採用しています。
トゥルーバイパスではないため、バイパス時にも若干の回路を通過しますが、これにより信号の安定性が保たれ、長いケーブルを使用する環境でも音痩せを防ぐことができます。
コントロール類と機能の詳細
Screaming Blondeのコントロール類は、2チャンネル仕様のアンプセクションと、独立したScreamerセクションで構成されています。
アンプセクション(チャンネルA/B共通)には、Volume、High、Mid、Low、Character、Driveの各ノブが配置されています。
特に重要なのがCharacterノブで、これを回すことで50年代のツイードアンプサウンドから、60年代のブラックフェイス、70年代のシルバーフェイスまで、Fenderアンプの歴史をなぞるようにトーンが変化します。
Characterノブは非常に敏感で、わずかな調整でも音色が大きく変わるため、じっくりとスイートスポットを探る楽しみがあります。
3バンドEQ(High、Mid、Low)はアクティブタイプで、カットだけでなくブーストも可能です。
これにより、使用するギターや会場の音響特性に合わせて、柔軟にトーンを調整できます。
Screamerセクションには専用のDriveノブとLevel調整が備わっており、TS808スタイルのオーバードライブサウンドを追加できます。
このScreamer回路は単独でオン/オフ可能で、アンプセクションのいずれのチャンネルにも適用できます。
フットスイッチは3つ搭載されており、左からBypass、Scream、Channel A/Bとなっています。
これにより、演奏中にクリーンチャンネルからクランチチャンネルへの切り替え、さらにScreamerのオン/オフを足元で瞬時に操作できます。
サイズ・重量・電源仕様
Screaming Blondeの外形寸法は、幅7.75インチ(約197mm)×奥行き2.5インチ(約64mm)×高さ1.25インチ(約32mm)となっています。
一般的なコンパクトエフェクターと比べると横幅はありますが、奥行きが非常に浅いため、ペダルボードへの収まりは良好です。
実際、「チョコレートバーほどのサイズ」と形容されることもあり、ギグバッグのポケットに入れて持ち運べる携帯性の高さが特長です。
重量は約0.75ポンド(約340g)と軽量で、同等の機能を持つアンプヘッドと比較すれば、その差は歴然です。
Fender Twin Reverbが約64ポンド(約29kg)であることを考えると、「62ポンド軽いTwin Reverb」という表現も頷けます。
電源は9V DCアダプター駆動で、高品質な電源アダプターが付属しています。
消費電流は55mAと比較的低く、一般的なパワーサプライで問題なく駆動できます。
電池駆動には対応していないため、ライブやリハーサルでは必ず電源アダプターまたはパワーサプライが必要となります。
筐体はオールメタル構造で、ロードでの使用にも耐える堅牢性を備えています。
20年以上同じSansAmpを使い続けているユーザーもいるとのことで、長期間の使用に耐える信頼性の高さが伺えます。
TECH21 Screaming Blondeのおすすめポイント
50年代ツイードからブラックフェイスまで網羅する多彩なトーン
Screaming Blondeの最大の魅力は、1台でFenderアンプの歴史を網羅できるトーンバリエーションの豊富さです。
Characterノブを反時計回りに回し切ると、50年代のツイードアンプを彷彿とさせる、温かみがあってやや荒々しいトーンが得られます。
さらに時計回りに回していくと、60年代のブラックフェイス期の澄んだクリーンサウンド、そして70年代のシルバーフェイス期のブライトでパンチのあるトーンへと変化していきます。
この幅広いトーンバリエーションは、単に「Fenderっぽい音が出る」というレベルを超えています。
実際に弾いてみると、ブラックフェイスのファンキーでカッティングに最適なクリーントーン、ツイードのブルージーでミッドレンジが豊かなクランチトーンなど、それぞれの時代のFenderアンプが持つ個性をしっかりと再現していることがわかります。
また、Driveノブを上げていけば、クリーンからエッジ・オブ・ブレイクアップ、さらにはしっかりとしたオーバードライブサウンドまで、連続的にゲインを変化させることができます。
これにより、カントリーやジャズに適したクリスタルクリーンから、SRVスタイルのテキサスブルース、さらにはNeil Youngのようなラウドなロックサウンドまで、1台でカバーできるのです。
2チャンネル仕様と内蔵Screamerによる幅広いゲインステージ
Screaming Blondeは2つの独立したチャンネルを持っており、それぞれに異なるセッティングを記憶させておくことができます。
例えば、チャンネルAをブラックフェイススタイルのクリーンに設定し、チャンネルBをツイードスタイルのクランチに設定するといった使い方が可能です。
これにより、1曲の中でクリーンパートとドライブパートを足元のスイッチ一つで切り替えることができ、曲中のダイナミクスを表現する幅が大きく広がります。
さらに、内蔵のScreamer回路を組み合わせることで、ゲインステージのバリエーションは一気に増えます。
クリーンチャンネル+Screamerでブーストされたクリーン、クランチチャンネル+Screamerでハイゲインリードトーン、といった具合に、実質的に4種類以上のサウンドを使い分けることが可能です。
内蔵のScreamer回路は、オリジナルのTube Screamerとは若干異なるキャラクターを持っていますが、これは欠点ではなくむしろ利点として評価されています。
Screaming Blondeのアンプ回路に最適化されたチューニングが施されており、ブースターとして使用した際のトーンの繋がりが非常に自然です。
もちろん、手持ちのオーバードライブペダルをScreaming Blondeの前段に接続することも可能で、NobelsやKing of Toneなど様々なドライブペダルとの相性の良さも報告されています。
XLRダイレクトアウトとスピーカーシミュレーションによるライブ・録音対応力
Screaming Blondeが「アンプの代わりになる」と評価される最大の理由が、XLRダイレクトアウトとスピーカーシミュレーションの存在です。
XLR出力に搭載されたスピーカーシミュレーションは、Jensen 12インチスピーカーの特性を再現しており、PA直結やオーディオインターフェースへの直接入力でも「マイキングされたアンプ」のような自然なトーンを得ることができます。
このスピーカーシミュレーションはアナログ回路で実現されており、高域の嫌なギラつきを適度に抑えつつ、ギターアンプらしい中域の存在感を保っています。
実際のライブ環境での使用報告を見ると、大規模な教会のPAシステム(iPadミキサー、インイヤーモニター完備)での使用から、ファーマーズマーケットでのBose S1 Proを使用したストリートライブまで、様々なシチュエーションで高い評価を得ています。
「Classic Fender Twin Reverbを通しているような音がした」という感想は、このペダルのスピーカーシミュレーションの品質の高さを物語っています。
録音用途においても、ニアフィールドモニターを通してダイレクト録音した場合のサウンドは非常に好評です。
スピーカーシミュレーションの出来が良いため、後処理でIRを適用しなくても十分に使えるトーンが得られるという評価もあります。
TECH21 Screaming Blondeの注意点・デメリット
IRローダー非搭載とアナログスピーカーシミュレーションの限界
Screaming Blondeの最大の注意点として挙げられるのが、IR(インパルスレスポンス)ローダーを搭載していないことです。
近年のアンプシミュレーター市場では、IRを使用したキャビネットシミュレーションが主流となっており、自分好みのIRデータを読み込んで使用できる製品が増えています。
しかしScreening Blondeは完全アナログ設計のため、IRの読み込みには対応していません。
内蔵のアナログスピーカーシミュレーションは十分に高品質ですが、「自分の好きなキャビネットのIRを使いたい」「曲によってキャビネットの種類を変えたい」といったニーズには応えられません。
また、アナログスピーカーシミュレーションの完全なバイパスも不可能なため、アンプの前段で使用する際にはスピーカーシミュレーションの影響が残る場合があります(ただし、1/4インチ出力を使用すればこの影響は最小限に抑えられます)。
IRの柔軟性を重視するユーザーは、Strymon IridiumやSimplifierなど、IRローダー機能を備えた製品を検討した方が良いかもしれません。
ディレイ・リバーブ非搭載のため別途ペダルが必要
Screaming Blondeはあくまでプリアンプ/オーバードライブペダルであり、空間系エフェクト(ディレイ、リバーブ)は搭載されていません。
Fenderアンプといえばスプリングリバーブが特徴的ですが、Screaming Blondeでそのサウンドを得るには、別途リバーブペダルを用意する必要があります。
同様に、ディレイを使用したサウンドメイキングを行う場合も、外部ペダルが必須となります。
これは、最小限の機材で完結させたいギタリストにとっては悩ましいポイントです。
Tech 21のFly Rig 5のように、ディレイやリバーブまで含めたオールインワン設計の製品と比較すると、単体での完結度は劣ると言わざるを得ません。
ただし、この設計思想には利点もあります。
空間系エフェクトを内蔵しないことで、ユーザーは自分好みのディレイやリバーブを自由に組み合わせることができます。
また、ペダルボードにすでに愛用の空間系エフェクトがある場合は、それらをそのまま活用できるため、無駄がありません。
PA環境やモニター方式による音質の変化
Screaming Blondeに限った話ではありませんが、ダイレクト系機材を使用する際には、PA環境やモニター方式によって聴こえ方が大きく変わることを理解しておく必要があります。
チューブアンプを使用する場合、自分のすぐそばに設置されたアンプから直接音が出るため、音の出所と聴こえ方が一致しています。
しかしPA直結の場合、自分の音はステージモニター(ウェッジやインイヤーモニター)を通じて聴くことになり、客席に届く音はFOHスピーカーから出力されます。
この「弾いている感覚」と「聴こえる音」の乖離に戸惑うギタリストは少なくありません。
また、モニター環境によってもサウンドの印象は大きく変わります。
インイヤーモニターを使用する場合と、ウェッジモニターを使用する場合、さらにはFRFRスピーカーを自分用のモニターとして使用する場合では、それぞれ異なる調整が必要になることがあります。
Screaming Blondeは「スタジオでのニアフィールドモニター環境で設計された」製品であり、ライブ環境ではセッティングの微調整が必要になる場合があります。
事前にリハーサルで十分に音作りを追い込んでおくこと、また可能であれば本番と同じPA環境でサウンドチェックを行うことが推奨されます。
TECH21 Screaming Blondeの評判・口コミ
ユーザーが評価するおすすめな点
Screaming Blondeに対するユーザーからの評価で最も多いのが、「チューブアンプのような弾き心地」に関するものです。
ボリュームポットやトーンポットへのレスポンスが非常に自然で、デジタルモデラーでは得られない「アンプと対話している感覚」があるという意見が多数見られます。
トーンのクオリティについても高い評価を受けており、「Classic Fender Twin Reverbを弾いているようなサウンドが得られた」「ブラックフェイスのクリーンからツイードのクランチまで、すべてがリアル」といった感想が報告されています。
特にダイレクト録音時のスピーカーシミュレーションの質については、「後処理なしでそのまま使える」レベルと評されています。
2チャンネル仕様と内蔵Screamerの組み合わせによる音色の幅広さも好評です。
「クリーンとクランチを足元で瞬時に切り替えられる」「Screamerをブースターとして使うことで、リードトーンも完璧」という声が多く聞かれます。
コストパフォーマンスについても肯定的な意見が多く、「$99(セール価格)で買えたのは信じられない」「これまでの買い物の中で最高」といった声もあります。
特に、複数のアンプを所有する代わりにこの1台で様々なFenderサウンドをカバーできる点が、経済的なメリットとして評価されています。
携帯性の高さも大きなポイントです。
「Mazda Miataにすべての機材を積んで移動しているが、このペダルのおかげでTwin Reverbを持ち運ばなくて済むようになった」「62ポンド軽いTwin Reverb代替品」といった実用面での利点が報告されています。
購入前に確認すべき注意点
一方で、購入前に知っておくべき注意点として挙げられているのが、PA環境への依存度の高さです。
「PAシステムの質によって結果が大きく変わる」「モニター環境が整っていない会場では使いにくい」という意見があります。
特に、小規模な会場でシンプルなPAシステムしかない場合、思ったような結果が得られないこともあるようです。
また、「あくまでシミュレーターであり、本物のチューブアンプとは異なる」という冷静な評価もあります。
PA直結でのサウンドは、物理的にスピーカーから空気を震わせるチューブアンプの体験とは本質的に異なるものであり、その違いを受け入れられるかどうかが満足度を左右するという指摘です。
価格についても、「単体のFenderサウンド専用ペダルとしてはやや高め」という意見があります。
特に、Joyo American Soundのような廉価なクローン製品と比較した場合、価格差を正当化できるかどうかは使用環境やニーズによるところが大きいようです。
同シリーズ内での比較として、「English Muffy(HiWatt+Big Muff)の方を好む」というユーザーもいます。
音楽ジャンルや好みのトーンによっては、Screaming Blonde以外の選択肢も検討する価値があるでしょう。
他製品との比較における位置づけ
Screaming Blondeと競合する製品との比較も多く行われています。
Quilter Superblock USとの比較では、「Quilterの方がよりオーガニックで温かみがある」という意見がある一方、「Screaming Blondeの方がトーンバリエーションが豊富」という評価もあります。
Quilterは実際のアンプ回路を小型化した設計であるのに対し、Screaming Blondeはアナログシミュレーションという設計思想の違いが、この評価の差に繋がっているようです。
Strymon Iridiumとの比較では、IRローダー機能の有無が大きな差別化ポイントとなります。
柔軟性を重視するならIridium、アナログならではのレスポンスを重視するならScreening Blondeという棲み分けが一般的な見解です。
Tech 21の旧モデルであるBlonde V2との比較では、「動画で聴き比べるとScreaming Blondeの方が良く聞こえる」「2チャンネル仕様と内蔵Screamerが決め手」という意見が多く、アップグレードとしての価値は十分にあると評価されています。
価格差(中古で約$120 vs $180程度)を考慮しても、Screaming Blondeを選ぶユーザーが多いようです。
まとめ:TECH21 Screaming Blonde
総合評価:こんなギタリストにおすすめ
TECH21 Screaming Blondeは、以下のようなギタリストに特におすすめできる製品です。
Fenderサウンドを愛するブルース、カントリー、ジャズ、ロックギタリストにとって、このペダルは非常に魅力的な選択肢となります。
ツイードからブラックフェイス、シルバーフェイスまでを1台でカバーできる汎用性は、複数のアンプを所有することが難しいプレイヤーにとって大きなメリットです。
また、アンプレスでのライブ環境(教会、イベント会場、ストリートライブなど)で演奏する機会が多いギタリストにも最適です。
PA直結でも高品質なサウンドが得られるスピーカーシミュレーションは、「どこでも自分の音を出せる」という安心感を提供してくれます。
宅録やホームレコーディングをメインに行うギタリストにとっても、ダイレクト録音で即戦力となるトーンが得られる点は見逃せません。
深夜の録音でも近所迷惑を気にせず、本格的なFenderサウンドを記録できます。
購入判断のポイントと価格帯の考え方
- 100%アナログ回路によるSansAmpテクノロジーで、チューブアンプのような自然なダイナミックレスポンスを実現
- Fenderスタイルアンプ+Tube Screamerスタイルオーバードライブを1台に統合した、ブルース・ロックギタリスト垂涎のコンビネーション
- 2チャンネル仕様により、クリーンとクランチを足元で瞬時に切り替え可能
- Characterノブで50年代ツイードから70年代シルバーフェイスまで幅広いFenderトーンをカバー
- XLRダイレクトアウトとスピーカーシミュレーションにより、PA直結やダイレクト録音に対応
- コンパクトなサイズ(約197mm×64mm×32mm)と軽量設計(約340g)で携帯性抜群
- IRローダー非搭載のため、キャビネットシミュレーションの柔軟性は限定的
- ディレイ・リバーブ非搭載のため、空間系エフェクトは別途用意が必要
- 価格帯はUS$279前後(国内では約3万円台)と、単機能ペダルとしてはやや高めだが、2チャンネルアンプ+オーバードライブと考えれば妥当
- 総合評価:Fenderサウンドを愛し、アンプレス環境でも妥協のないトーンを求めるギタリストに強くおすすめできる、完成度の高いアナログプリアンプペダル

