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Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delay レビュー解説|徹底評価と実機レビュー

「アナログディレイの温かみのある音が好きだけど、タップテンポやモジュレーションがないと実戦では不便……」。

そんなジレンマを感じているギタリストは多いのではないでしょうか。

デジタルの利便性を取るか、アナログの音質を取るか——この二者択一に真正面から挑んだのが、Way Huge Supa-Puss Analog Delayです。

バケットブリゲード回路による芳醇なアナログサウンドに、タップテンポ、サブディビジョン、チェイスモード、トレイル機能まで詰め込んだ本機は、まさに”全部入り”のアナログディレイ。

しかし、その多機能さゆえのセッティングの難しさや、MIXノブの独特な挙動など、一筋縄ではいかない”じゃじゃ馬”としての一面も持ち合わせています。

この記事では、音質、操作感、メリット、デメリット、そしてリアルなユーザーの声まで、購入判断に必要なすべての情報を徹底的にお伝えします。

目次

Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delayの特徴・概要

ディレイの巨匠Jeorge Trippsが設計したアナログディレイの最高到達点

Way Huge Supa-Puss Analog Delayは、エフェクター界の伝説的設計者Jeorge Tripps氏が「アナログディレイの究極形」を目指して生み出したペダルです。

Tripps氏は1992年にWay Huge Electronicsを創設し、Swollen Pickle、Red Llama、そしてSupa-Pussの原型となったAqua-Pussなど、数々の名機を世に送り出してきた人物です。

1999年に一度ブランドが休止した後、Jim Dunlop社のもとで2008年に復活。

その復活後の集大成ともいえるのが、このSupa-Pussです。

本機の核となるのは、合計6個のバケットブリゲード(BBD)チップです。

BBDとは、アナログ信号をバケツリレーのように受け渡していく遅延回路のことで、この方式特有の温かく有機的な音色は、デジタル回路では再現しきれない味わいがあります。

6個ものBBDを贅沢に搭載することで、アナログディレイとしては驚異的な最大900ms(ノブ操作時)のディレイタイムを実現しています。

BBDチップ6個搭載×タップテンポ——アナログの常識を覆す多機能設計

アナログディレイといえば、「音は良いが機能はシンプル」というのが従来の常識でした。

Supa-Pussはその常識を根底から覆します。

まず、アナログディレイとしては極めて珍しいタップテンポ機能を搭載。

フットスイッチを踏むだけでテンポを設定でき、しかもタップテンポ使用時には最大約3秒(3000ms)ものロングディレイが可能です。

さらに、4分音符、付点8分音符、8分3連符、16分音符の4種類のサブディビジョンを切り替えられるため、楽曲のリズムに合わせた多彩なディレイパターンを瞬時に作り出せます。

加えて、Tripps氏の遊び心が炸裂した「チェイスモード」も搭載。

これはサブディビジョンを自動的に切り替わらせる機能で、昇順、降順、ランダム、交互、コンビネーションの5パターンが用意されています。

シーケンサー的にリズムが変化していくこの効果は、他のディレイペダルでは味わえないSupa-Pussならではの個性です。

そしてトレイル機能——エフェクトをOFFにした瞬間にディレイ音がブツ切りにならず、自然に減衰しながら消えていく機能——まで搭載しています。

これはデジタルディレイでは一般的になりつつありますが、アナログディレイで実装されている例は極めて稀です。

タップテンポ用フットスイッチの長押しで切り替えられ、LED表示でオン/オフ状態を確認できる点も実用的です。

Aqua-Pussとの違い——シンプルな名機から”何でもできる”進化形へ

Supa-Pussのルーツは、Way Hugeの名機Aqua-Pussにあります。

Aqua-Pussは最大300msのディレイタイムに、Delay、Feedback、Mixというわずか3つのノブだけを備えた極めてシンプルなアナログディレイです。

ジョン・メイヤーが使用していたことでも知られ、そのリッチでウォームなサウンドは多くのギタリストに愛されてきました。

Supa-Pussは、そのAqua-Pussの音質的DNAを受け継ぎつつ、ディレイタイムを3倍の900msに拡張。

さらにTone、Gain、Depth、Speedの4つのコントロールを追加し、タップテンポ、サブディビジョン、チェイスモード、トレイル機能、エクスプレッションペダル対応と、あらゆる機能を惜しみなく注ぎ込みました。

いわば、Aqua-Pussという完成されたシンプルな名機を出発点に、「アナログディレイで実現できることのすべて」を一台に凝縮した、Way Hugeの技術的野心の結晶といえるペダルです。

Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delayのスペック・仕様

基本スペック一覧(ディレイタイム・電源・消費電力・サイズ)

Supa-Pussの基本スペックを整理します。

ディレイタイムはノブ操作時で最大900ms、タップテンポ使用時で最大約3000ms(3秒)。

電源はDC9Vで、9V電池での駆動にも対応しています。

消費電力は43mAと、アナログペダルとしては標準的な範囲です。

入出力はモノラル仕様で、エクスプレッションペダル用のジャックも装備しています。

筐体は同社Way Hugeシリーズ共通の堅牢なメタルケースで、長さと高さは他のWay Huge製品と同等ですが、横幅がやや広めに設計されています。

トゥルーバイパス対応(トレイルモードOFF時)で、原音への影響を最小限に抑える設計です。

コントロール詳細(DELAY / MIX / FEEDBACK / Depth / Speed / Gain / Tone)

本機には7つのコントロールノブが搭載されています。

メインとなるのはDELAY(ディレイタイムの設定)、MIX(ドライ信号とウェット信号のブレンド比率)、FEEDBACK(リピートの回数・減衰の速さ)の3つです。

これらはAqua-Pussの基本設計を踏襲しており、アナログディレイの経験者であれば直感的に操作できます。

ここに加わるのが4つのサブコントロールです。

Depth(モジュレーションの深さ)とSpeed(モジュレーションの速さ)は、LFO回路によるコーラス的な揺らぎをディレイ音に付加する機能で、テープエコーのワウ&フラッター効果を再現できます。

Gain(ディレイ音のゲイン・歪み量)は残響音にグリットを加え、Tone(ディレイ音の明暗)はダークなテープエコー的質感からブライトでクリアな響きまでを調整可能にします。

この4つのサブコントロールにより、基本のディレイサウンドを何通りにも「味変」できるのがSupa-Pussの大きな強みです。

搭載機能の解説(タップテンポ・サブディビジョン・チェイスモード・トレイル・エクスプレッションペダル対応)

タップテンポは専用フットスイッチで操作します。

踏んだ間隔がそのままディレイタイムとして反映され、ライブ中でもテンポの変化に即座に対応できます。

サブディビジョンはFEEDBACKノブを押し込むことで切り替え可能で、4分音符、付点8分音符、8分3連符、16分音符の4種から選択します。

このノブはクリック感のある押し込み式で、適度な抵抗があるため意図せず切り替わってしまう心配はありません。

靴の種類によっては足での操作も可能ですが、厚底のブーツなどでは難しい場合があります。

チェイスモードへの切り替えはFEEDBACKノブの長押し(3〜4秒)で行います。

チェイスモード中はサブディビジョンが自動的に切り替わり続け、5種類の切り替えパターンを選べます。

トレイル機能はタップテンポ用フットスイッチの長押しで有効化でき、ON/OFF状態はLEDインジケーターで確認可能です。

なお、トレイルモードON時はトゥルーバイパスが無効になり、バッファードバイパスに切り替わる点は留意が必要です。

エクスプレッションペダルを接続すると、ディレイタイムをリアルタイムで足元から操作でき、アナログ特有のピッチシフト効果や発振コントロールをパフォーマンスに組み込むことが可能になります。

Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delayのおすすめポイント

アナログ回路ならではの温かく太いディレイサウンド

Supa-Pussの最大の魅力は、何といってもそのサウンドです。

6個のBBDチップが生み出すディレイ音は、温かく、厚みがあり、有機的。

デジタルディレイのクリアで正確なリピートとは根本的に性格が異なり、繰り返すたびに少しずつ角が取れて溶けていくような、自然で心地よい減衰が特徴です。

多くのユーザーが「アナログディレイの中でもトップクラスの音質」と評価しており、その芳醇なサウンドはギルモア的な浮遊感あるエコーから、パーカッシブなスラップバックまで幅広くカバーします。

特筆すべきは、ペダルを通すだけで原音に微妙な艶が加わるという声が多い点です。

エコープレックス系のプリアンプ的な効果に似たニュアンスがあり、エフェクトを深くかけなくても、ギターサウンド全体に瑞々しさと立体感をもたらしてくれます。

デジタルディレイの「ハイファイすぎる」音質に物足りなさを感じている方にとって、このアナログならではの質感は一度体感すると手放しがたいものになるでしょう。

ライブで即戦力になるタップテンポ&サブディビジョン機能

「アナログディレイが好きだけどライブでの使い勝手を考えるとデジタルを選ばざるを得ない」——Supa-Pussはこの悩みを解消してくれる数少ないペダルです。

タップテンポにより曲のテンポに合わせたディレイタイムの設定が足元で完結し、サブディビジョン機能を組み合わせれば、U2のEdge風の付点8分ディレイも、3連符による独特のうねりも、ワンタッチで呼び出せます。

これらの機能がアナログ回路で実現されていること自体が技術的に非常に稀であり、「アナログの音質」と「デジタルの利便性」を両立させたいギタリストにとって、Supa-Pussは現時点でのベストアンサーの一つといえます。

ライブ中のテンポチェンジにもリアルタイムで追従できるため、セットリストに応じてディレイタイムを変える必要があるバンドマンには特に重宝するはずです。

Gain・Tone・モジュレーションによる無限の音作りとテープエコー的表現力

Supa-Pussの音作りの幅は、一般的なアナログディレイとは次元が異なります。

Toneノブを左に回せば、まるでテープが劣化したかのようなダークで霧がかったエコーが得られ、右に回せばクリアでプレゼンスの効いたリピートに変化します。

Gainノブを上げればディレイ音にグリットと飽和感が加わり、ヴィンテージのテープエコーが持つ独特のサチュレーションを再現可能です。

DepthとSpeedによるモジュレーション機能は、MXR Carbon Copyなどの競合製品と比較してもかかりの幅が広く、ほんの少しのワウ&フラッターから船酔いしそうなほどの激しい揺れまでカバーします。

さらにチェイスモードを活用すれば、サブディビジョンが自動的に切り替わり続けるシーケンサー的な効果や、ランダムモードによるカオティックなサウンドスケープも生み出せます。

エクスプレッションペダルを使えば、ディレイタイムのリアルタイム操作でテルミン的な発振コントロールまで可能で、実験的な音楽やシューゲイザー、アンビエントを志向するギタリストにとっては無限の遊び場となるでしょう。

Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delayの注意点・デメリット

MIXノブのテーパーが急激——微調整にはコツが必要

Supa-Pussに関して最も多く指摘されている課題が、MIXノブの挙動です。

このノブのテーパー(回転量と効果量の対応カーブ)が急激で、ゼロからほんの少し回しただけでウェット信号が一気に大きくなります。

多くのユーザーが「ノブの可動範囲のごく一部でしか実用的な調整ができない」「1回目のリピート音がやけに大きく、控えめなディレイにしたい場合はミリ単位の操作を要求される」と感じています。

この問題には個体差もあるようで、MIXの効きが良好な個体に当たったユーザーは「言われるほど問題ない」と述べる一方、顕著な個体では「繊細なディレイサウンドがほぼ作れない」という声もあります。

対策としては、後述するAnalogmanによるMIXポットのmod(改造)が知られており、約30ドル程度の費用で使い勝手が大幅に改善されるとの報告があります。

購入前に可能であれば実機を試奏し、MIXノブの挙動を確認しておくことを強くおすすめします。

GAINとモジュレーションの感度が高く、セッティングがシビアな”じゃじゃ馬”気質

MIXノブだけでなく、GAINノブとモジュレーション(Depth/Speed)もかなり感度が高い設計です。

GAINは12時を超えたあたりから急激に効きが強くなり、フィードバックとの組み合わせ次第ではすぐに発振やノイズの暴走が始まります。

「ほんの少しだけグリットを加えたい」という繊細な設定を狙うには、かなりの慎重さが必要です。

モジュレーションについても同様で、「控えめな揺らぎを加えたいだけなのに、すぐ派手にかかってしまう」という声が少なくありません。

競合のDOD Rubberneckと比較した場合、「Rubberneckのほうが繊細なモジュレーションが得意」「Supa-Pussは”繊細さ”が苦手なペダル」という評価が見られます。

また、発振させたい場合にはFEEDBACKとGAINを同時に操作する必要があり、この2つのバランスを取る独特の操作体系は、他のアナログディレイにはない学習コストを伴います。

好みのセッティングを見つけるまでにじっくり時間をかけて向き合える方にこそ、真価を発揮するペダルだといえるでしょう。

プリセット非搭載・ロングディレイ時の音質劣化など構造上の制約

アナログ回路である以上、デジタルディレイのようなプリセット保存機能は搭載されていません。

7つのノブ+サブディビジョン設定+チェイスモードと、調整すべきパラメータが多岐にわたるにもかかわらず、セッティングを記憶する手段がないため、曲ごとに大きく設定を変えるスタイルのプレイヤーにはやや不便です。

ライブ中に手元で素早くパラメータを動かす必要がある場面では、ステージの暗さも相まって操作が難しくなる可能性があります。

また、タップテンポで3秒までディレイタイムを伸ばせる点は魅力ですが、実際には2秒を超えるあたりからBBD特有のノイズと音質劣化が顕著になり、実用的にクリアな音質を保てるのは1000ms程度までというのがユーザー間での共通認識です。

アンビエントな長大なディレイを常用するスタイルの方は、デジタルディレイとの併用を視野に入れるべきでしょう。

さらに、電源ノイズに敏感な傾向があり、アイソレートされていない電源アダプターを使用するとグリッチやノイズの原因になることがあります。

安定した動作のためには、良質なアイソレート電源の使用が推奨されます。

Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delayの評判・口コミ

ユーザーが評価するおすすめな点——「一生物」「アナログディレイのBEST」の声

Supa-Pussの音質に対する評価は総じて非常に高く、「今まで使ったアナログディレイの中で最も良い音」「世界ツアーにディレイを1台だけ持っていくならこれを選ぶ」「一生物になりそう」といった熱い支持の声が目立ちます。

特にBBD回路由来の温かいリピート音とペダルを通したときの原音の変化に対する評価が高く、「MXR Carbon Copyの上位互換」「Strymon El Capistanよりもこちらのサウンドが好み」といった、価格帯の異なる競合製品と比較しても高い満足度を示すユーザーが多数見られます。

ビルドクオリティに対する信頼感も厚く、「Way Huge製品らしくとにかく頑丈」「ツアーで酷使しても壊れる気がしない」という声が一貫しています。

Toneノブでダークからブライトまで柔軟にサウンドを変えられる点、モジュレーションの高品位さについても「ディレイ付属のモジュレーションとは思えないクオリティ」「ディレイ部分だけでなく、コーラスペダルとしても使える水準」と評価されています。

また、多機能でありながら「ノブがすべてトップパネルに並んでいるので、デジタルディレイのメニュー構造と違って直感的に理解できる」という操作性への好意的な意見もあります。

購入前に確認すべき注意点——MIXの個体差・電源ノイズ・競合製品との比較

一方で、購入前に確認しておくべき注意点も明確に共有されています。

最も多い指摘はやはりMIXノブの問題で、「ノブを絞っても1回目のリピート音がかなり大きい」「低音弦ではディレイ音が大きく聞こえるのに、高音弦ではほとんど聞こえない」というバランスの悪さを訴える声があります。

この問題は個体差があるため、「試奏なしでのオンライン購入にはリスクが伴う」と感じるユーザーも少なくありません。

競合製品との比較では、DOD Rubberneckが「同等の機能セットでより安価」「モジュレーションやMIXの微調整がしやすい」という理由で代替候補に挙げられることが多く、MXR Carbon Copy Deluxeも「Supa-Pussの弱点を改善した選択肢」として推薦されています。

また「手放した後に後悔した」という長期ユーザーの声がある一方で、「繊細な設定が不可能なため使いこなせず手放した」というユーザーもおり、このペダルとの相性には個人差が大きいことがうかがえます。

電源についても、アイソレートされていない環境でのノイズ問題を複数のユーザーが報告しているため、購入時には電源環境の整備も予算に含めておくのが賢明です。

満足度を上げるための活用Tips——Analogman Mod・セッティングのコツ

Supa-Pussのポテンシャルを最大限に引き出すためのTipsもユーザー間で活発に共有されています。

最もよく知られているのが、Analogman社によるMIXポットの改造(mod)です。

約30ドル程度の費用で、MIXノブのテーパーがなだらかになり、微調整の幅が大幅に広がるとのことで、mod後の満足度は非常に高いと報告されています。

MIXの挙動に不満を感じた場合は、手放す前に一度検討する価値があるでしょう。

セッティングのコツとしては、「まずはDELAY、FEEDBACK、MIXの基本3ノブだけで好みのサウンドを見つけ、その後にGain、Tone、モジュレーションを少しずつ加えていく」というアプローチが推奨されています。

GAINとDepthはいずれも控えめな位置から始めるのがポイントで、「ほんの少しだけ回す」という意識が重要です。

また、オーバードライブペダルの後段に配置するとディレイ音に自然な厚みが加わり、相性が良いとの声が多く聞かれます。

エクスプレッションペダルを接続してディレイタイムのリアルタイム操作を行う場合は、ステージ上でのパフォーマンスに即興的な発振コントロールを取り入れることができ、「ペダル一台で表現できる幅が格段に広がる」と評されています。

まとめ:Jim Dunlop WAY HUGE WHE707 Supa-Puss Analog Delay

  • 音質はアナログディレイの最高峰クラス。 6個のBBDチップが生み出す温かく有機的なリピートは、多くのユーザーから「最も良い音のアナログディレイ」と評価されている
  • アナログでタップテンポ+サブディビジョンという稀有な組み合わせ。 ライブでのテンポ同期が容易で、アナログ派ギタリストの長年の悩みを解消する
  • Tone、Gain、モジュレーションによる音作りの幅は圧倒的。 テープエコー的なサチュレーションからコーラス的な揺らぎまで、一台でカバーできる表現力は他のアナログディレイを大きく引き離す
  • チェイスモードやエクスプレッションペダル対応など、実験的なサウンドメイクの可能性も無限大。 シューゲイザーやアンビエント志向のプレイヤーにも強くアピールする
  • トレイル機能搭載により、エフェクトOFF時のブツ切り感がない。 アナログディレイでこの機能を持つ製品は非常に限られる
  • 最大の弱点はMIXノブのテーパーの急激さ。 微調整が難しく、個体差もあるため購入前の試奏を推奨。Analogman Mod(約30ドル)で改善可能
  • GAINとモジュレーションも感度が高く、セッティングには時間と根気が必要。 即戦力を求めるプレイヤーよりも、じっくり音作りを楽しめるプレイヤー向け
  • 2秒以上のロングディレイでは音質劣化が顕著。 アンビエント用途で常にロングディレイを使う場合はデジタルとの併用を検討すべき
  • 電源ノイズに敏感なため、アイソレート電源の使用を推奨。 電源環境の整備コストも購入予算に含めておきたい
  • 総合評価:「音質は文句なしの一級品、操作系に癖あり。」 じっくり付き合って好みのセッティングを見つけられる方には”一生物”になり得る至高のアナログディレイ。反対に、手軽さやプリセット管理を重視する方には、DOD RubberneckやMXR Carbon Copy Deluxeといった競合製品も併せて検討することをおすすめする
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